ジャンプ3・4合併号感想
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表紙
現時点で「光速のRBセナ」とか言われると、
違和感あるな。今はまだアイシールド21が
ヒーローなのであって、セナは影の存在なわけで。
ま、格好よけりゃ別にンな細かいことはいいんだけどさ。

アイシールド21
ついに本格的な仲間集め開始。
最初は驚異のジャンプと握力を持つ
野球部員がターゲット。セナは彼を口説けるか?
「ムサシ」の話は結構簡単に出てきたな。
それほど引っ張るネタではなく、近いうちに
登場となるのだろうか? というか、てっきり
夢を語り合った亡き友なのかと思ってたんだが、
ヒル魔の口調だと、辞めただけみたいだな。

世界に“JUMP”! 少年ジャンプ!!
アメリカ版発売を記念して、世界のジャンプ特集。
アメリカ版、シャーマンキングは宗教的に大丈夫なのか?
幽白や遊戯王は、打ち切られそうだった時期の話は
やっぱりすっ飛ばすのかなぁ、アニメと同じように……。
あと、韓国でボーボボが単行本発売されてるみたいなんだが、
一体どういう訳をつけているのか凄く気になる……。

ヒカルの碁
秀策=佐為を侮辱した高永夏(たぶん誤解)と戦う為、
大将に立候補するヒカル。自分でも今の実力では無理だと
わかっているようだが、ここからどう展開されていくのか?
久々にほったゆみのストーリーテリングの妙が見られるか?
いつも邪険に扱ってた母親に心を開きかけてすぐごまかす、
という大人になりかけてはいるがまだ子供、という描写を
入れてくる辺りは、さすがの一言なのだけど。

ONE PIECE
チョッパーは一体何が言いたかったのだろうか……。
今回初めて、ムッとしてるロビンを可愛いと思った。

OCGカード「青眼の白龍」
英語版にも「光」とか「遊戯王」とか書いてあるんだな。

シャーマンキング
シャーマンファイト、再開!!
いや〜長かった。アニメが始まって終わるまで
ず〜っと寄り道してたもんなぁ……。
アメリカへ旅立つ際にあった参加者紹介も再び登場。
人気投票募集ページの次にあるもんだから、
一瞬それの続きかと思って混乱したぞ。
そしてガンダーラも本格始動。姫様の名はサティ。
やっぱり仏ゾーンのあの人なんだろうか……?
けど確か三十路越えてるんだよな、あの人だとすると。

テニスの王子様
大石の心理テスト作戦。
結局その心理テストが何を意味して
いるのかは教えてくれない……。
気になるだろうが、何だよあの絵?

レッツゴー! ジャンプフェスタ2003
年刊連載になってないか? 話もちゃんと繋がってるし。

グラナダ―空想科学探検隊―
東京地下のピラミッドを探索、ということで
ようやく探検隊らしくなってきた。
しかし……第一話感想でも書いたが、分子の結合を
解くってアイテムの表現が、まんまドンブラ粉なのは
どうしたものだろうか? わざとやってるのか?
分子結合を解くという設定だけなら、あんな風に
地面が水になったような表現する必要ないもんな。
ゴポゴポいうし、溺れるし、酸素ボンベで息出来るし……。

遊☆戯☆王
魂(バー)ゲージ。
どうせなら魂(バー)バーにすればよかったのに。
スタンドバトルにゲーム的な数値表現を加えて
描写しようというのが、ディアハの主旨みたいだな。

遊☆戯☆王☆国
ペガサス、ゲームで復活?
それとも隠し子か何かか?

TATTOO HEARTS
タトゥーハーツの力は、莫山が「粋」になった時発動する。
またわかりにくい発動条件だな。しかも今のところ、
能力って結局バカ力が出るってだけなのか?
さすがに話が進めば色々と特殊能力が付加されるんだろうが、
そこまで連載が持つという保証はないわけで……。
やっぱキャラの背景や世界観を描く前に、さっさと
バトル展開に入っちゃうべきなのではないかと……。

いちご100%
クリスマスに窃盗。
駄目だろ、人ん家のもの盗んじゃ……。
北大路が積極的なぶん、他の三人より
一歩も二歩もリードしている感じなのだが、
これから東城他の巻き返しはあるのか?
ところで、扉絵の位置関係からして、
やっぱり唯は南ってことでいいのかな。

BLEACH
斬月覚醒。
長包丁みたいだ、というのが第一印象。
しかし、それゆえ無骨でいいのではないか。
そして、他の連中も修行終了したらしく、
ついに決戦の時がやってくる。

こちら葛飾区亀有公園前派出所
クリスマス寿司は意外とアリなのではないかと。

Mr.FULLSWING
華武二軍のメンバー、出番少ないだろうに
結構しっかり名前とか顔とか個性付けされてるのな。
練習試合の相手達もそうだったし、よくネタ続くな。

NARUTO
修行編……の前に祭り編。
暗部のお面が普通に売ってる祭りって
どういう祭りなんだろう……っていうか、
チャオズのお面まであるじゃねーか!!
自来也の預金って、やっぱイチャイチャ
パラダイスの印税なんだろうか?

BLACK CAT
サヤの跳弾攻撃、その名もリフレク・ショット。
何かシティーハンターとかFFとか色々と
混ざってんなー。まあ、表現自体はマンガ的で
面白いし、サヤも凛々しいからいいけどね。

プリティフェイス
由奈連結成!!
話が核心に迫っているようで、
全然迫ってないような気もする。
このままだと紅蓮VS由奈連の
全面戦争とか、そういう方向に
話が行ってしまいそうな……。

ボボボーボ・ボーボボ
ボーボボワールドで魚雷ガールを追い詰めるも、
とどめを刺すには至らず。確かにいつもより
ハジケ方が足りなかったように思う。

Ultra Red
じいちゃんとの修行の内容とは、
気の流れのコントロールだった。
ベ……ベタもここまで貫けば立派だ。
というか、あまりにもそのまんまなんで
逆に新鮮に感じちゃったぞ。

ROOKIES
崖っぷちのニコガク。
生徒達が覚悟を決めるなか、
川藤も最後のあがきを続けていた。
というわけで、四番平塚。
ついにこの男に全てが託されたか……。
そして、こんな時でも控えな濱中……。

HUNTER×HUNTER
「合体!!!」
あ、ほんとに合体だったんだ。
ゴンがわかりやすく強くなっていくのに対し、
キルアの成長には説明を要する辺り、
二人のパーソナリティの差が出ていて面白い。

ストーンオーシャン
承太郎さんからメールが届きました。
ついに復活というわけだが、こうなると
いいところ全部承太郎が持ってっちゃいそうで
怖いんだよな。アナスイなんかボロボロに
されたところを颯爽と助けられちゃいそうだ。

ピューと吹く! ジャガー
ピヨ彦の夢、すっげえ怖いと思うんだが……。
何故かは上手く説明出来ないんだけど、
生理的に物凄く気持ち悪い……。

ジャンプ5号予告
原作・乙一、作画・小畑健による
「はじめ」の前編が掲載。
乙一、どんどんメジャーになっていくなぁ。
「このミス」で二位だもんなぁ……。
嬉しい反面、ちょっと寂しい。
これが古参のファン心理ってやつか。
あ、そういや「GOTH」の感想、
書こう書こうと思ってすっかり忘れてた。

総評
今号の注目はやはり、世界のジャンプ特集だろう。
アメリカを始めとする世界戦略がどうなるかによって、
日本でもかなりの影響が出ると思う。つまり、ゲームが
すでにそうなっているように、日本で人気なくても
海外で受ければオッケー、という作品が増える可能性がある。
アメリカ受けを狙って日本人が楽しみにくい作品が
増えてしまっては本末転倒だが、まだ事態はそこまで
行ってはいないので、今のところは素直にアメリカでの
成功を祈っていよう。すべては第一歩を踏み出してからだ。