ジャンプ41号感想
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表紙
眉毛が白いのは何か設定があるのか?
意味なく白いんだったら不気味だぞ。

ボボボーボ・ア゛ニ゛ゲボ
天の助不気味ッ!!
青過ぎるのはともかく
金眼はないだろ金眼は。

(新)戦国乱破伝サソリ
内水融、新連載。
時は戦国、織田信長の命を受け伝説の乱破
「蠍」を探す犬千代となずな。だが見つけた
サソリ一族は過去の裏切りから武士への協力を
拒み里にこもり続ける。しかしそんな状況に
満足しない少年がいた。強くなる為、世界を
知る為、そして父を探す為、無太郎は祖父を
乗り越え、「蠍」として旅立つのだった――。
作画は上々、構成を始めとしたネームの切れは
新人としては相当なもの。正直ありがちな設定や
物語が、それでもダレずに読めるのはその構成の
上手さがあるからだと思う。だが、それは第一話
だからであって、この先連載を続けていって
どうなのかというと、やはり設定のありがちさや
地味さは足を引っ張ってくるに違いない。鍵は
「蠍の尻尾」というアイテムをどれだけ魅力的に
描写出来るかなのだろうが……今回を観る限り
別に蠍でなくてもいいじゃんとしか思えない。
何か蠍という題材を活かす隠し玉があるといいが。
もう少し見極めてみたい。様子見青。

ONE PIECE
黄金の鐘を一緒に見たりして、
すっかり仲良くなったノーランドと
カルガラ。しかしシャンドラの
人々の態度がたった一晩で一変する。
仲良くなって過去編終了かと思ったら
まだ何かあるのか。原因は不明だが
このまま仲違いしたまま分かれて、
故にノーランドは再びジャヤに戻り
カルガラはノーランドとの再会を
待ち続けた、ということになるのか?

NARUTO
呪印の力を上げる為、サスケ棺桶入り。
そこで音忍四人衆VS木ノ葉上忍の
戦いが始まる。この上忍の方々は
四人衆の結界を見てた人達なのか?
全っ然記憶にないんだけど……。

BLEACH
犯人は市丸ギンだ、ということで
雛森ブチキレ、吉良と激突。
早々に犯人の目星が付いたが、
そのまんまではないのだろうな。
一方、一護も結構あっさり復活。
何だ復活じらししないのか……。

(読み切り)BLEACH番外編
限りなく透明に近い水色な青春。
もっとページ数があって、掲載誌が
少年ジャンプでなかったなら更に
深いところまで突っ込んでいけた
ように思う。が、これは短編で
掲載誌はジャンプなので、よくぞ
まとめたと褒めるべきなのだろう。
作者の資質がよく出た佳作。

アイシールド21
ムサシとは一体誰なんだ?
前回出てきた人は佐々木だった。
今回の人は明らかに悪人顔だ。
まもりはセナ達はすでに会った
ことがあると言う。これまで
登場したキャラの中の誰か……?
まさかこんな形でクイズ出される
なんて……本気でわかんねー。

シャーマンキング
五人目はリゼルグでした。
アパさんは美形でした。
アパさん、遺跡の神様
だったんじゃないのか?

テニスの王子様
リョーマ、チェンジオーバー!!
あの牙突ポーズは演舞テニスだよな。
ってことはエイリアンジャンプは
阿久津の「無駄だ小僧」跳びか。
ライバルの技を吸収してたわけね。
といっても、阿久津ジャンプは
技じゃなく体質だと思うんだけど。

武装錬金
中編(1)。
前後編どころか三話にも収まらなく
なっちゃったってことなのか?
それとも次回センターカラーに合わせ
構成を変えてきたのか……。ともかく
早足になり過ぎてたのが落ちつけば
結果オーライか。鷲尾のキャラに
カズキの技名に臓物ブチ撒け発言を
回想する斗貴子さんにと、見所は
依然多く、作品が順調に動いて
いることは感じさせてくれるし。

遊☆戯☆王
これは過去編ではないッ!!
これは……闇のTRPGだったッ!!

うおおっ!! ラストページ読んで震えたぞ。
さすが荒木飛呂彦リスペクト、ジョジョの
一番面白い時の感覚にこの快感は酷似している。
まさかこんなドンデン返しを用意していたとは。
しかもあの打ち切り間際にまで追い込まれた
TRPG編のリベンジまで考えていたとは……。
個人的にTRPG編好きだったんで嬉しい。
これから先が楽しみだが、出来ればこれまでの
バトルやシナリオ展開が具体的にどういう
やり取りで決まっていたのかも知りたい。

BLACK CAT
回天剣舞黒爪!!
銃弾は効かないのに、拳銃で
直接斬りつけるのはいいのか?
というか拳銃で何故斬れるのか?
そんな疑問の全てを「絵的に
カッコいいからいいんだ!!」と
かなぐり捨てる作者って素敵。

ボボボーボ・ボーボボ
見せてやるぜ!! ジャンプ黄金期の熱さを!!
しかしこれ、絶対に触れてはならないジャンプの
一番大切な部分に触れてしまったような気が
しないでもない。だから禁断の奥義なのか。

Mr.FULLSWING
何かまたも虎鉄ヘタレ化フラグが
立ったような……。大事なものが
二つなくなるというのは、二人
戦力外になるということか?
子津達が代わりになるとすると、
消えるのは鹿目と三象?

いちご100%
うああ駄目だっ!! 今回まともに読めない!!
真中ッ……真中真中真中ッ!! お前どこまで
クズなんだよ……別れた女に未練たらたらで
新しい彼氏出来たんじゃないかと嫉妬して、
勝手に勘違いして勝手に飛び出して、それで
慰めてもらう相手が別の女だとぉっ!!?
ああもうこうなったら最終回は真中の交通事故死
以外あり得ないよ。そしてヒロイン達は真中の
思い出を胸に新たな恋を探していくんだよ……。

こちら葛飾区亀有公園前派出所
纏の兄貴再登場。
妙に濃い人だったので憶えてた。
早矢とくっつくというのは
いいかも。この二人なら色々と
恋愛話を広げられそうだし。

ごっちゃんです!
アキラ、完全敗北。
しかしアキラに今後、
汚名返上のチャンスが
あるのだろうか……?
仇はごっちゃんが取る
ということになるのか?

神奈川磯南風天組
野津ケンの美人姉ちゃんに会いに行こう。
何でもない話のようだが、その実この話、
作品のメインテーマに決着つけてるような。
つまり、次回で終わっても支障なし、と。

キックスメガミックス(終)
激しい戦いを制した阿加木に、千葉は満足し消える。
そして二年後、千葉の意志を継ぎ戦う阿加木がいた。
というわけでキックスメガミックス、十三週打ち切り。
最期の方はそれなりにテンション高くて読めたが、
全体的には長所を探すのが難しいほど駄目過ぎた。
敗因その1、人体が描けない。その2、格闘描写が
出来ない。その3、設定が活かせない。その4、
展開がおざなり。その5、キャラの性格が悪い。
その6、いつもプルプルしてる。その7、そもそも
テコンドーである意味がない。その8、ていうか
テコンドー自体が今、協会分裂騒動やら何やらで
マンガにしてる場合じゃない。キリないので以下略。
何か、ある種の奇蹟すら感じる。今この時期に
この作者でこの作品が世に出ることの意味……。
しかし、当の作者はそんなことは一切気にせず
純粋にテコンドーを愛し、次回作にも取り組む模様。
まあ何つーか……頑張って下さい。

ピューと吹く! ジャガー
「お笑い共通一次試験」みたいだなー。

総評
キックス終了。そして風天とごっちゃんが
見事に死の十三階段に並んでいる……。
いや、風天が先なら十二階段か。まあ
それはいいとして、次号ではストキン出身
長谷川尚代と作画・藤野耕平による新連載
「サラブレッドと呼ばないで」がスタート。
赤マル掲載から随分時間が経っているので、
設定シナリオは練ってきていると思いたい。
単に世界柔道に合わせただけかも知れないが。
土曜発売だし、丁度いいタイミングだよなー。