ジャンプ44号感想
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表紙
赤い。けどカッコいい。

ONE PIECE
回想を終えて、現状を再確認する為に
一話使ったという印象。一息置いて、
今度こそ最終決戦に入ってくれるか。

アイシールド21
なるほどなるほど!! アメリカの
嫌な部分はアポロに集中させて、
アメリカ側のキャラも立てていくと。
さすがにシナリオに抜かりはない。
そしてアメリカ版ジャンプ進出も
これでまた可能性高くなったか。

NARUTO
シカマルとチョウジの以心伝心。
で、ナルトはまたも引き立て役に。
本当にポジションの向上しない
主人公だよなー。徹底している。

BLEACH
更木剣八、圧倒的!!
戦闘狂でありながらも
分別あるような態度を
崩さないのが格好いい。

ボボボーボ・ボーボボ
せっかくバトルマンガとして化け
始めたんだから、修行にもう少し
時間かけてもよかったような。

サラブレッドと呼ばないで
そうか、柔道嫌いなくせに自分に
柔道の才能があることは信じて
疑ってないという生意気な主人公を
ここで叩き落とすわけか。よく考え
られた展開だ。ここまでのキャラ
描写が伏線として上手く機能している。
地味だが的確に面白くなっている。

テニスの王子様
「紳士(ジェントルマン)
柳生比呂士」

ハンター、チャンス!! 紳士だから
柳生博なのか、柳生博だから紳士なのか、
よくわからんがナイスネーミングだ。

シャーマンキング
メイデン様を復活させる為、
マルコ、エキゾチカ発動!!
作者……クルマ描きたくて
仕方なくなってるのでは?
ファウストが蘇生術まで会得
したようだが、そうなると
本格的にバトルの緊張感が
なくなってくるような……。

ジャンスタ!! Athens頂上決戦!
いきなり北島康介インタビューが始まって驚いた。
そうかー、秋本治の後輩だったのかー。

神撫手
二話目に設定説明をするのはお約束だが、
その為の展開がちょっと強引だと思う。
神撫手の発動が一日一回制限というのは
話が一本調子になりそうで今から不安。
某邪眼じゃないが三回くらいは使えた方が
何かと便利なような。今後パワーアップ
するのかも知れないけど。背景のヌキが
多過ぎて画面が淡白になってるのは残念。

戦国乱破伝サソリ
乱破になれると思ったら、六人で
戦って勝った奴しか雇わないとの
信長様のお言葉。が、四人は一瞬で
倒されちゃったので、実質的に美形
ライバルとの一騎打ちに。全員で
バトルロイヤルする展開よりも、
新キャラ一人を印象付ける展開に
したのは、思い切りがいい。

10/2日、追記。すいません、
イタチの韋助も無事でした。

(読み切り)AX 戦斧王伝説
イワタヒロノブ、読み切り。
赤マルで二作目「ミイラカイザー」、昨年本誌49号で
三作目「碼衣の大発明」と発表して、何故か最新作で
デビュー作のリメイク。個人的に好きな作品だったので
どう練り直してくれたのか楽しみにしつつ読む。が。
これ基本的には何も練り直してないな……。主人公も
お嬢様もキャラは変わっていない。「碼衣」と比べて
サービスが戻ってきたのは嬉しいが、あんまりエロさは
出せていないので意味薄い。シナリオが単純明快なのは
少年誌としては悪いことではない。基本はよく出来てる。
しかしなぁ、これで四作目というのに、明確な成長が
感じられないというのは問題なのではないか。ドイツに
やけに拘ってるわりに、相変わらず時代考証完全無視を
決め込んでるのもどうなんだろう。赤マルに二回、本誌に
二回登場というのはもはや新人の域を越えているわけで、
連載取るなら取って今度こそ確かな成長を見せて欲しい。

ゲームG59上!!
FF7のリメイクかと思ったら、
OVAみたいなもんか……。
KH2、今回はミッキーいるのね。

武装錬金
斗貴子さんの命を救う為、走れカズキ!!
決戦前だっていうのに、ここでギャグ回か。
カズキと斗貴子さん、素直ないいカップルに
なってきてるなー。本隊がきたら学校離れて
展開するのか? 学校近辺だけでどうにか
頑張って話を作り続けて欲しいものだが。

遊☆戯☆王
「セトは我軍(オレ達)の仲間だ!」
言いつつ邪悪な笑顔でセトを盾にする闇遊戯。
さすがだ……肉親の情に付け込もうとは。
駆け引きがTRPGらしくて面白くなってきた。

こちら葛飾区亀有公園前派出所
パワードスーツネタ。
あんなゴツいの付けた
介護士なんてイヤだ。

HUNTER×HUNTER
阪神優勝記念見開き扉を描くのに夢中で、
カイトの必殺技描く前に力尽きたらしい……。
違うだろ、本編ちゃんと描いてから扉絵だろ。
何やってんだかさっぱりわかんないよ……。

BLACK CAT
トレインがすっかりサヤっぽくなっちゃって、
クロードご立腹。なので総力戦に突入。
これまで決戦のはずなのにどうもそういう
雰囲気が出ていなかったのだが、これで
ようやく最終決戦っぽくなってきた。

ごっちゃんです!!
時よ止まれ!! ザ・ワールド!!
「時は止まる!!!」のあと、一拍置いてから
ランディがにやにやしながら「ザ・ワールド」と
呟くという構成が、緊張感を途絶えさせず、かつ
ギャグとして機能させるという技になっている。

いちご100%
何かと思ったらチャーリーズエンジェルかよ……。
しかもそのあと何の脈絡もなく爆発事故で火災発生、
西野と一緒に煙の迫る部屋に閉じ込められて真中は、
「こんなヤバイ状況の中で西野の恰好見てドキドキ」
するという、色ボケにも程がある異常心理を見せる。
シチュエーションの強引さは、作品の質としてまったく
問題ないが、キャラ心理の強引さは問題あると思う。

(読み切り)ハガユイズム
越智厚介、読み切り。
畳の目をびっしり描き込むのは
絵が下手なのを執念で補おうと
しているのだといしかわじゅんが
言っていたっけなぁ。ギャグは
インパクト不足だがそこそこの出来。

総評
ミスフルが取材休載、ジャガーが
都合により休載。あれ、そういえば
風天いつの間に終わったんだ――
ではなく風天も取材休載らしい。
一体何を取材してどう活かそうと
いうのだろうか……謎が多い。