マガジン35号感想
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はじめの一歩
青木のことは考えちゃ駄目ーっ。
いよいよというか、ようやくというか、
今度こそというか、ともかく最終局面。
どう考えても板垣に勝ち目はないのだが
どうするんだろう。ここまで引っ張られて
結局負けるというのも何だしなぁ……。

ゴッドハンド輝
想定したより難しい手術になったが、
みんなが一体になったんで予定より
二十分も早く手術は終わったそうで。
いや、いくら何でも物理的にそんな
早くなり得るものなのだろうか?

伝説の頭 翔
無個性な美少女軍団がぞろぞろ出てきて、
いかにもという感じに刃森マンガ化してきた。
第一話は新しいことやろうとしているようで
ちょっと期待したんだけど……結局こうなるか。

クニミツの政
明日香ちゃんと、海岸でラブラブ。
青春ドラマしてるなぁ。こういう
ノリで政治やるのも悪くはない。

魔法先生ネギま!
神楽坂と仮契約し、VS茶々丸。
それにしても街の人間もロボだと
いうことに突っ込まないのか。
ネギ達はロボだと気付いても
いなかったようだけど……。

探偵学園Q
何もあんな手間かけてまで、
チューリップ使うことは
ないだろうに。というか、
白い紙でなく赤い紙被せれば
それで済んだんじゃないか?

WILD BASEBALLERS
グフ参戦!!
しかし女監督、経歴まで
調べといて何で病気のこと
知らないんだ? 試合出た
せいであいつが死んだら
監督はどう責任取るんだ?

(読み切り)SCARECROW
山口かつみ、読み切り。
カートレースでいつも途中リタイア、
レース中ほとんど突っ立っているだけで
「カカシ(スケアクロウ)」のあだ名を
付けられている鉄朗。勝ちたいと特訓に
励むが、待望のレースで自分をカートに
導いてくれた女の子が引っ越すことを知る。
基本的に、熱いカートマンガとしてよく
出来ている。すでに実績のある人だけに、
構成も画力も問題はない。レースシーンの
迫力もよく出ているし、カートに関する
取材も細かく行われているようだ。しかし、
何というか、これといって惹きつけられる
魅力を見出しにくい。まとまりが良過ぎて
突出したセールスポイントに欠いている。
連載はアリだと思うけど、読者をカートの
世界に引っ張り込む仕掛けは必要かと感じる。

SAMURAI DEEPER KYO
シャトラの正体は、やっぱりゆやの兄でした。
バレバレなネタではあっても、あれだけ激しく
引っ張られると結構驚かされるものだ。

RAVE
床がボンボン抜けてった先に、
何故かエリーの杖があったり。
杖か……あれで召喚獣を呼んだり
魔力を刃に変えたりするんだな。

ツバサ
プリメーラのコエカタマリン攻撃。
プリメーラ可愛いし、フェイや
黒鉄も魅力出てきたし、十話目で
ようやくキャラ立ってきた印象。

空の昴
芯、平衡感覚を失う。
なので菰田先輩に助けてもらう。
この二人、いよいよ愛が芽生えて
きたように見える……。一方昴は
指が折れても全然大丈夫っぽい。
昴の超人化が止まらないな……。

Get Backers――奪還屋――
赤屍さんの過去、ちょっとだけ判明。
ちゃんと医者やってた時期はあるんだ。
昔は心優しい名医だったりしたのか。
それが戦争の中でやさぐれてしまったと。
しかし、あの回想の中に蝉丸はいるの?

総評
次号から「フードハンター双雷伝」が
二号連続で読み切り掲載。本誌作品を
多数マガスペ送りにした代わりに、
マガスペ人気作を本誌に持ってくる
という作戦なのか。またえらく保守的な
入れ替え戦略だなー。新人いないのか。