マガジン50号感想
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SAMURAI DEEPER KYO
えっ!? 支配眼!?
さすがに黒猫からパクるとは思えないし、
そもそもありきたりなネタなのでそれは
過剰反応か。邪眼や写輪眼かも知れないし。

ゴッドハンド輝
傷、描いてくれよ。
傷モノになったからって
婚約解消するような男が
悪いわけだが、その辺の
感情を整理出来ていない
という人物なわけか?
で、誤解が解けると逆に
沖先生にコロぶ、と。

伝説の頭 翔
また啖呵切って乗り込んで土下座かよっ!!
パターン展開はいつものことだが、さすがに
今回はサイクルが早過ぎやしないか?

はじめの一歩
板垣、新人王棄権。
だが一歩は、そんな板垣に
王者へのバトンを渡す。
よかった、これですっきりと
一歩VS宮田に行けるな。

おれはキャプテン
邪悪極まるカズマサの言動に、
ついに二瓶まで狂い出す!!
このチームはどこまで暗黒に
落ちていくんだろーか?

(読み切り)汚れた弾丸〜劣化ウラン弾に苦しむ人々〜
「アフガニスタンで起こったこと」に続く、
三枝義浩によるドキュメントコミック。
今回はイラク戦争における劣化ウラン弾の
問題を、フォトジャーナリスト森住卓の
視点を通じて描いていく。マンガとしては
よく出来ている。劣化ウラン弾問題も確かに
重大なテーマではあろう。しかしだ。前作と
比べても「反米」気質が強く出過ぎなのでは
ないかと思う。劣化ウラン弾による環境破壊
問題を描いていたはずが、いつの間にやら
メインテーマが反米に摩り替わっている印象。
もちろんその二つはリンクしているから
まったく繋げないわけにもいくまいが、
アメリカを絶対悪のように描くのは結局
アメリカと同じ善悪二元論に嵌まることで、
いいことじゃない。複雑な社会問題の中で、
苦しめられている人々がいる、それを
どうにかしようというのが本来掲げるべき
主張であるはずなのに、これだとみんなで
アメリカ糾弾しようぜ、って恐ろしく安易な
話に収束してしまっている。マガジンは最近、
政治的に片寄った思想が強くなり過ぎだ。

天才料理少年 味の助
水着だ、トロトロだ、チュルチュルだ、
白いミートソースの濃厚な肉汁だ!!
つーかスパデッティでまで肉汁なのか。
で、その白いトロトロを食べた女の子が
頬を赤らめながら「ふわぁっ」と……。

探偵学園Q
変装合戦の様相。
もう何が何やら。キンタが
洗脳されてるんじゃなく
ケルベロスなんだよな?

エア・ギア
リカ姉と初代の王達の伝説。
一話で簡潔に、リカ姉の恋から
初代「眠れる森」、そしてその
終焉と描かれていて、読ませる。
今までわかりにくかった王と
玉璽の話がこれで理解出来た。
物語が整理されてきたな。

ツバサ
で、結局小さい街って何?
さくらと小狼の過去話の方が
圧倒的に面白いような。

スクールランブル
超大増20ページ!!
周防と沢近の仲直り。周防が先輩に
失恋し、沢近が昔のことを思い出しで、
播磨とか花井とか何の関係もなく終了。
周防の心理描写や花火のシーンなど、
演出もすこぶるよかったんだけど、
ここまで引っ張っといて何だよって
感じもする。恋愛ものから一気に
女の友情になっちゃったからなぁ。

Get Backers――奪還屋――
圧倒的な四木族の力、だが兜は
死者の魂を吸収し完全復活を遂げる。
飛&影とか、鬼&ジュニアとか、
まさかこれだけで終わりなのか?
見せ場どころか何やってたのかすら
わかんなかったぞ。最後に彼等の
命も奪り還してくれるんだろうか?

RAVE
何か説明しながら戦ってるけど
よくわからない。「うぁい」
結構面白かったが。ベルニカは
もうバカキャラってことでいいな。

勝負師伝説哲也
まさかクラッカーで催眠術にかけてるのか……?

(読み切り)本日開業! 私立粧創学園耽美部
新人漫画賞入選、小野俊輔読み切り。
猫好き不良と猫みたいな少年が所属する耽美部。
普段は遊んでばかりだが、女の子を綺麗にする
メイキャップの腕は超一流。奥手な女の子を
変身させてデートを成功に導こうとするが――。
所々固さや荒さが見られるが、画力は充分。
キャラ立ちもいいし、二段オチを用意した構成も
悪くない。基本的な力は及第点以上。問題が
あるとすれば、連載にするには話の広がりが
ありそうなネタではないということくらいか。
ともかく、将来有望な新人の登場は歓迎。

総評
新人の読み切りを巻末に載せる
構成ってどうなんだろうな。
読み飛ばされる率上がっちゃう
ように思うんだが。最初から
読み飛ばすつもりの読者には
ありがたい配置かも知れないが。
次号にはついに瀬尾公治が
エロティック読み切りで登場。
銭湯付きマンションか……。