マガジン51号感想
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アイドルグラビア 美少女クラブ21
読んでてどうしようもなく萎えた……。
やっぱりアイドルと萌えマンガを同列に
扱うのは無理あるって……イタいって……。

週刊少年マガジン新連載大攻勢のお知らせ
52号「フードハンター双雷伝」、小川悦司。
1号「奇蹟の少年」、
能條純一。
2・3号「あひるの空」、日向武史。
4・5号「読み切り・丸山茂樹物語」、本島幸久。
6号「トッキュー!!」、原作・小森陽一、漫画・久保ミツロウ。
7号
「餓狼伝BOY」、
原作・夢枕獏、漫画・板垣恵介。

8号「麺王フタツキ!」、西条真二。
はっ、はあああああああああああああああああっ!!?
ええっと……整理して考えてみよう。「双雷伝」はいい。
味の助が新連載になったのは何だったんだって気はするが。
あひるの空や久保ミツロウが原作付きで復活や本島幸久の
丸山茂樹マンガはどうでもいい。で、だ。能條純一はまあ
わかる気がする。かつての福本伸行みたいな扱いなんだろう。
一つ飛んで、西条真二も理解は出来る。チャンピオンから
サンデーに移ったものの鳴かず飛ばずだったわけで、今度は
マガジンで心機一転というのは悪くない。ラーメンマンガは
虹色ラーメンと被るから、古巣には戻れなかっただろうし。
訳がわからない……というか無茶苦茶だと思うのが最後のだ。
餓狼伝BOY……。ちょっと待てよオイ。本気か板垣恵介?
「バキ」と「餓狼伝」と、三つ連載持つと? しかも四大
少年誌を二つ掛け持ちすると? まあ出来ないとは思わないし
シリーズ連載の可能性もあるけど……それってあまりにも
チャンピオンに対して不義理なんじゃないのか? 今でさえ
バキのクオリティー下がりまくってて、明かに餓狼伝の方が
面白くなっちゃってるのに。いや、チャンピオンに対してと
言うより、チャンピオン読者に対してと言うべきか……。
高森夕次がコージィ城倉名義で連載始めて、その上大看板の
板垣恵介まで取られちゃって……チャンピオンが不憫だ。
それにしても、マガジンのこのなりふり構わなさは何だ!?

はじめの一歩
一歩、国内最後の挑戦者は子持ちのベテラン。
こういう相手を持ってくるのは意外だった。
消化試合のようで期待していなかったけど、
この相手ならそこそこ盛り上がりそうだ。

伝説の頭 翔
いや、怪我人増えてるし。

ゴッドハンド輝
ほぼ予想通りだが、沖先生に惚れる、
というところまで行ったかは微妙か。

SAMURAI DEEPER KYO
おもろい外見の敵が出てきたと
思ったら……結局美形になるのね。

(読み切り)涼風
瀬尾公治、エロティック美少女読み切り。
スーパー銭湯兼レディースマンションに
居候することになった大和。そこには
妹属性・眼鏡・痴女・そしてクール系の
スポーツ少女が待っていた――という、
基本に忠実なラブコメ。正直あまりにも
基本的過ぎてあんまり面白味はない。
サービスも妙に中途半端だしなぁ、何で
せっかくの妹とメインヒロインを脱がせ
ないんだろう……? 壁が壊れた時に
普通だったら何かあるだろ。冷静に本
読んでないでくれよ。つまりは作者に
「覚悟」が足りなかったってことか。
ライバルの多いこのジャンルでは、
飛び抜けたものがないと連載取るのは
キツそう。絵はいいんだから、もっと
突き抜けてエロくなってくれれば……。

RAVE
あれ、30ページもあったの?
といった感じの読後感。猫娘は
魔法は纏えないのか? すでに
重武装してたから駄目なの?

クニミツの政
秘書、朽木の選択。
おお、こんな泣かせるような
展開にしてくるとは。宇治村は
若い頃は真面目だったのか、
それとも昔から猫被るのが
上手かったのか、どっちだ?

スクールランブル
八雲も加えてみんなでキャンプ。
人物相関図が便利……と思ったら
今回でもまた人間関係が乱れる乱れる。
これだけ人間関係が毎回毎回変化する
ラブコメ(しかもコメ優先)なんて
今まで見たことない。凄く面白い。

探偵学園Q
やっぱり変装合戦。
しかし遠矢さんにあんな
重要任務を与えていいのか?
それと、格闘専門だったのに
簡単に当て身で失神しちゃった
キンタに今後活躍はあるのか?

天才料理少年 味の助
「頑張っておいしいパスタを作ろう!!」
(楽しげに料理中)……「ダメだ…!!」
ピューと吹くジャガーでこんなギャグ
あった気がする。それにしても強引な
展開だ。ネタとしては面白いけど普通に
マンガとしては問題だよなぁ。これから
双雷伝と西条真二のラーメンマンガが
始まるっていうのに……この作品は
そんな状況でどこまで生き残れるのか?

女子大生家庭教師 濱中アイ
もう濱中アイいらないんじゃないか?

Get Backers――奪還屋――
ドジっ娘ヒロイン銀次が大ピンチなところへ
王子様な蛮が助けに来て、二人のラブラブ
ワールドが完成。いやー素晴らしい絆だ。
銀次が頑なに女郎蜘蛛を美隷さんと
呼び続けているのがちょっと嬉しい。

(読み切り)ヤン犬エーキチ
杉作、読み切り。
犬を助けて死んだヤンキーが、
その犬になってしまった――
というところから、ギャグとか
感動話なんかで色々繋いで終了。
読者アンケートでその後の展開を
どうすべきかという質問があり、
恐らくそれに合わせてサンプルを
用意したということなのだろう。
しかし、そういうことを考えるのが
作者と編集の仕事だと思うんだが。

魔法先生ネギま!
本屋、決意の告白。
ここで本屋が本気の告白に
打って出るとは。人間関係が
意外と大きく動いていくな。

ツバサ
さくらと小狼の思い出や
心理描写になると読ませる。
この世界のことはもっと
掘り下げて欲しかった。

WILD BASEBALLERS
最終回かと思った。
というかむしろここで
終わってた方が綺麗
だったような気も……。

総評
マガジン、読売巨人軍化。
ということなんじゃないかと思う。とにかく
他誌の四番バッターを引っ張ってくると。
どう考えても雑誌全体のバランスとかおかしく
なってるんだけど、そんなことには構わないと。
生え抜きにもこだわらない、若手育成よりも
即戦力重視、単行本が売れるスターをより多く
押さえて首位奪還目指して突っ走るんだと。
まあ正しいっていえば正しいんだけど、しかし
ファンとしてはやっぱり小久保抜かれたダイエーは
今後どうなっちゃうんだとか考えちゃうわけで。