チャンピオン20号感想
>>戻る

(新)アイアンジョーカーズ

・脚本、ほそのゆうじ。漫画、有賀ヒトシ。

☆怪物化した犯罪者を容赦なくぶっ殺す変身ヒーローもの。
チャンピオンに連綿と続く系譜の作品。
セリフ回しのこだわりや、ハッタリ効かせた演出なども
これまでの作品から影響を強く受けているように思われる。
しかしこの路線、当たり外れが激しいんだよな……。
「覚悟」や「スクライド」になれるのか、
「Aドッグス」や「サムライマン」のような屍を晒すのか、
まだ判断はつかない。

ドカベン スーパースターズ編

◎あぜん。
サルの意味不明な行動を真剣に深読みしている犬飼に笑った。
今気付いたけど、「犬猿の仲」ってことでサルなんだな。
トカヘンは回を重ねるごとに出来る奴になっていく。
しかしこいつら、チームワークないよなー。

チェリー

☆陸上ものになるのか。
日常をダラダラしてるだけでも面白そうだったけど、
やはりこういう物語の縦軸は必要か。

いっぽん!

♪部長は女王様。
美人部長にしごかれながら大会を目指す男五人という構図になるのか。
なかなか面白そうな設定。作品の地味さも軽減されそう。

曲芸家族

☆何だかんだ言ってハヤトくんは円が好きなんだと思うぞ。

子供学級

☆ここまで徹底して虐待と体罰を繰り返されると、
このマンガはスプラッターとして読むべきなのかと考えてしまう。

番長連合

◎元全国制覇の怪し過ぎるキャラとか、
清水さんのブチキレ具合とか、
それを見守るスパイ君の愛ある視線とか、
何か色々な方向で面白い。

ショー☆バン

◎ついに竜崎までが邪悪なオーラをまとい始めた……。
竜崎みたいなタイプには、一番ムカツク相手なんだろうな、生島って。

無敵看板娘

☆敏行話はハズレがないなぁ。
出るたびにいいキャラになっている気がする。

かりんと。

♪委員長がどんどん可愛さを押し出してきているなー。
そのうちヒロインの座を奪取しそうな予感。

虹色ラーメン

◎お前が俺の舌に、俺がお前の眼にッ!!
雷蔵は眼を、与田は舌をすでに失っていた。
戦いを経てそれを知ったかつての師弟は、
わだかまりを超え今タッグを組み共通の敵に挑む。
その相手は一方の息子、一方の愛弟子、榊太陽!!
無茶苦茶燃える展開だ。ラストバトルにふさわしい。

☆雷蔵は眼を、与田さんは舌を悪くしていたということで、
これまでの二人の行動の疑問も大体晴れた。
始めっから雷蔵潰しの為に太陽を育てていたってのは、
初期の好々爺な感じの与田さんを思い出すと空恐ろしいけど。

エイケン

☆くまの中の人の姉。
この二人、今後出番はあるんだろうか……?
レギュラーのようで物凄いレアキャラだ。

サムライジ(終)

☆天然になれなかったのが敗因なんだよなぁ……。
その辺、作者側にも自覚あったのかな。
原作にも作画にも、ちょっと無理してる部分が目に付き過ぎた。
力のある二人なんだから、もっと自然体でもよかったと思う。

☆本筋は消化したので遣り残した感じはあまりしないが、
多数のキャラが切り捨てになってしまったのは惜しい。
フリッツの過去とか伏姫のその後とか、ちょっと気になる。
あ、あとあの中華娘は結局どうなっちゃったんだ?

柔道放物線

☆同じ柔道マンガとして無視出来なかったのか、
「いっぽん!」第一話のパロディ。
作者同士付き合いがあるんだろうか?
それとも単に対抗意識なんだろうか?

とらのあなの美虎ちゃん

◆ついに18禁同人誌の買い方とか解説し始めたぞおい……。
あのー、忘れてるかも知れませんが、一応この雑誌は少年誌です。

総評

・TWO突風が終わりサムライジが終わり、
ネタとして楽しめる作品が一気に減ってしまった。
アイアンジョーカーズはその穴を埋められるだろうか?
いや……ネタマンガになっちゃ本当はマズいんだけど。