チャンピオン38号感想
>>戻る

「舞−HiME」アニメ情報

「さあ走るぞ、始めるぞ、刻みつけるぞ!」
「『舞−HiME』の中の反逆児たれ!」

この人がこの作品に関わるというので、何するのかと思ってたんだが、
まさかスクライド魂を注入していたとはなぁ……さすが谷口悟朗。

(新)舞−HiME

・原作:矢立肇、シナリオ:キムラノボル、作画:佐藤健悦、
監修:谷口悟朗、構成協力:吉野弘幸。
吉野弘幸は原作アニメのシリーズ構成、
谷口悟朗はクリエイティブプロデューサーという謎の役職で
メディアミックスを含めた作品全体を盛り上げる役回りらしい。
キムラノボルは人気脚本家らしいが、ちょっと情報不足。
で、佐藤健悦は「ローデット・フィクション」でのデビューから
いきなりの大抜擢となる。ちなみに矢立肇の存在はアニメ界最大の謎の一つだ。

☆サンライズが初の萌えアニメに挑む、というのがアニメ版の売り文句。
なのにマンガ版はいきなり、レイプあり苦悩の主人公あり
スタンドありのチャンピオン節を全開にしての開始。
パンチラがあったり女の子が次々出て来たりはするが、
基本的に萌えマンガにはなりそうもない……。
谷口悟朗のコメントによると、他のメディア展開作品よりも
切り口は相当変えて、キャラの性格まで違っているらしい。
基本設定だけ共通であとはオリジナルで突っ走るということか。
まあ、チャンピオンのメディアミックスはいつもそんなんだが……。

☆佐藤健悦の作画は、所々ぎこちない部分はあれど
基本的には要求に充分応える出来。今後更に伸びていくことを期待。
主人公の過去で襲われてた娘はアニメ版のヒロインの一人なので、
今後出てくるんだろうけど……最後までやられたんだろうか?

番長連合

◎番長降臨!!
なるほど、東は何やってるのかと思ったら
最後にこういう仕掛けを残していたか。
素直に興奮させられる展開。演出も見事。

ショー☆バン

◎生島がどんどん訳のわからないことを言い出し振り回されるチーム。
生島、迷惑かけるだけでなく、ブラック化までしてしまったか。
しばらく休載だったんで忘れてた、このマンガのキャラは
スポットライトを浴びると必ず暗黒面を浮かび上がらせるんだった。

かりんと。

☆花梨への告白を決意する淳平。
しかし、そのことによってか委員長の存在は消え始めていた。
四人の絆を時間をかけて描写して、さあこれからどんな展開を見せるのか。
委員長の記憶も消えてしまったりするのだろうか?

バキ

☆寂さんのモチベーションは、烈への愛。
面白い人になってきたな、寂さん。
しかし実力的に普通には勝てないと思うんだが、
どうする気なんだろう?

(読み切り)Athlete
〜澤野大地 アテネの蒼き空に〜<後編>

☆棒高跳びの澤野大地のエピソード、後編。
サングラスは日光対策なんだろうけど、似合わないな。
これは絵のせいなのか実物のせいなのか……。
アテネ五輪もすでに中盤ということで、
これにてこの読み切りシリーズも最終回ということでいいのかな?
結構面白かったんで、アテネとは関係なしに続けて欲しい気もする。

無敵看板娘

◎街に攻め込んできた怪人を相手に、美輝とめぐみがタッグ結成!!
確かにヤツは強いぞ。ビームのみならずワープしたり
物質を空中から生み出したりするからな。
足のサイズも超特大だ、キックには気をつけろ!!
ある意味アメリカが生み出した最強の侵略兵器だよなー、あいつって。

虹色ラーメン ロング・エピローグ(終)

・三回に渡ったエピローグもついに最終回。

☆消えた太陽を探して日本中のラーメン業界が騒ぎ出す。
日本地図によるラーメン分化分布図は、この作品の締めとして
これ以上ないほどふさわしく、燃えるものを感じた。
ラーメンはまさに日本を代表する文化なんだなー、と。
最後に「ラーメン毎日作ってて飽きたやろ!?」の言葉に
優しく微笑み、二人で屋台に戻るラストシーンは色々解釈があって面白い。
普通に考えたら「そんなことないよね」ってことで、
二人でラーメンを作り続けていくってことなんだろうけど、
最後の最後に作者の本音がセリフになった気がしないでもない。

☆にしても……麺伶王、ついに孕ませやがったかー。

いっぽん!

◎最後まで、あきらめない。
主人公の姿に敵も味方も越えて会場が一つになっていく。
真っ直ぐなその熱血描写が気持ちいい。

アイアンジョーカーズ(終)

☆打ち切り最終回っぽいけど、とりあえずまとまってはいるんで
予定通りなのかな、これは。
作画のクセの強さと、シナリオの単純さが噛み合わなかったかな。
この作者にはもっとクセのある原作の方が似合うと思う。

総評

・馬場民雄はすでに新連載が確定している模様。
「さらなる『味』の高みを求めて」とあるので、
また料理マンガなんだろうか?

・次号からは鈴木ダイの新連載開始。
嬉しいんだけど、A−ドッグスの第二部ってどうなったのよ?