チャンピオン42号感想
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ドカベン スーパースターズ編

☆SHINJO、フェラーリに乗って守備位置へ!!
無茶苦茶な演出だが、新庄ならやりかねないと思わせる辺り、
題材の強みというものが出ている。
山田が新庄を最大限に評価しているのも、何だか痛快だ。

無敵看板娘

☆エツ子さんは新たな振り回され役なのかと思ったら、
意外や自分から騒動を巻き起こすタイプだったか。
美輝を傍観者にさせてしまうとは、なかなか好調な出足だ。

バキ

☆今更だけど、そもそも寂さんは何で海王になれたんだろう……。
まあサムワンよりかは強かったのかも知れないけど。
それにしても、本当に烈さんはいい人だなぁ。

番長連合

☆戸○ヨットスクール!!!!
いきなり何てネタ始めるんだ。一体何をやらかすのか非常に気になる。

ドールガン

◎設定説明に主人公とドールガンのキャラ立てに、
加えてサービスシーンと実に手練れた構成。
第一話時点では正直どうなるか不安も大きかったが、
回を重ねるごとにきちんと魅力を増し続けている。

舞−HiME

☆なつきの過去と戦う理由。
キャラの事情を掘り下げていくことで、
世界観説明も同時にこなしていこうという狙いもあるのだろうか。
男一人に美少女いっぱいという萌えマンガ体制に移行し始めたが、
ここからシリアスな戦いをどこまで融合してくるのか見物。

MASTER GUN MASTER

☆少女の銃殺死体に悪戯。
いよいよ本領を発揮してきた感もあるが……エグい萌え描写だ。
村長さんが「詳しいことは知らん」くせに銃と持ち主のジップを
いきなり過剰に毛嫌いし出すのにはちょっと違和感が。

ラブバスケット

☆何か……いきなりくだらない駄洒落を連発し始めたんだけど、これは一体?
オイルショックとオリンピックはまだわかるが、
イスカンダルと金メダルとかオシリスとオフェンスとか、
いくら何でも無理あり過ぎだろ。
挙句の果てに「私もオンナよ! 梅宮アンナよ!」……。
ある意味、変な方向にハジケてきたってことなんだろうか?

(読み切り)匠の魂<後編>

・平沢隆行、読み切り後編。

☆あまりにも人物が戯画化され過ぎていて、
人情劇という観点からはあまり入り込めない。
かといってまともな大工マンガとしてはネタが弱いし、
トンデモ系として見るにもネタ度が弱い。全体的に中途半端。
もっと極端に一方向に振ってもよかったと思うんだけど。

アクメツ

◎戦後日本における道路事業の存在を、
全否定はせず清濁合わせて呈示しているのは立派。
道路公団元総裁に対する「天馬博士」との例えも、
ある種の愛があって面白い。
この作品、特定人物に社会悪のレッテルを貼って
貶めまくってはいるが、その人物のキャラ立ちのよさに対する
リスペクトは常に感じさせてくれるのがいい。
政治パロディにおける最低限のマナーだよな、それは。

サナギさん

☆あれ? 巻末脱出?

ハングリーハート

☆今度は堺の話をすっ飛ばし。
これはこういう演出なんだろうな、もう……。

柔道放物線

◎命の期限を告白した成人病に対する二人の陰口が、
何か簡単に笑えないほどにリアリティあって怖い……。

総評

・新連載陣は段々と調子が上がってきている印象。
次号は祝日の為、発売日が水曜になる模様。
さすがに三誌同時感想は無理なので、
感想UPは通常通り木曜になるかと思います。ご了承下さい。