舞−ＨｉＭＥ
・アニメ放送直前、表紙＆巻頭カラー。
☆扉絵の生徒会長と本編でトバシまくってる執行部長を
混合してしまって読んでてちょっと混乱。
車椅子幼女の理事長と京都弁の生徒会長が二大勢力で、
執行部長が生徒会長派の急先鋒という関係図なわけか。
ＨｉＭＥのランク付けとか、相変わらず設定がわかりにくいが、
しかし話も面白くなってきたし、キャラも順調に魅力を増している。
番長連合
☆特に驚くような展開があるでもないし、
演出的にも大ゴマでハッタリかましているだけなのだが、
それでもちゃんと面白い。この辺はセンスなのかなぁ……。
かりんと。
☆矢崎がいい奴化。
これで恋愛関係がややこしくなってくると。
それにしても存在感ないな淳平……もう主人公は完全に修一だ。
無敵看板娘
☆ふと思ってしまうのだが、美輝や勘九郎は
学校というものについてどう考えているんだろう？
本来学生の年のはずなんだけど……別にどーでもいいのか？
バキ
☆範海王、白目。
早いよ……範馬の血筋じゃなかったのかなぁ……。
さすがにこのまま終わったりはしないだろうけど、
ここから大反撃して逆転という絵がどうにも浮かばない。
ドールガン
☆濃いキャラで迫る鬼平に対し、純太も熱く応戦する。
チャンピオンマンガらしくなってきたなー。
こういう暑苦しいような系統の作品になるとは思わなかった。
本当に、回を重ねるごとによくなっていく。
ＭＡＳＴＥＲ ＧＵＮ ＭＡＳＴＥＲ
☆狂気に呑まれ始めるジップ。
これまでの優等生ぶりが、この為のギャップ作りだとしたら面白い。
このまま狂気と正気の境界をさまよっていくキャラになるのだろうか。
(読み切り）Ａｔｈｌｅｔｅ
〜鈴木桂冶 アテネへの関門【最終章】〜
・最終章の名が示す通り、第一回で扱った鈴木桂冶の結果発表。
☆井上敗戦についてのコメントがそっけなかったのは、
誇り高いライバルを慮っての男の優しさだったんだ！！――という、
恐らくは二宮清純の妄想にしか過ぎないことを堂々と事実として書く、
ドキュメンタリズムよりロマンチズムを優先する
この作品の姿勢がまず素晴らしい。そうだよな、これマンガなんだしな。
そういう視点によって、鈴木の金メダルは鈴木の仲間、井上、そして棟田といった
男達の熱い絆によって生まれたものなんだと結論付ける。ロマンティックだ……。
やはりこの作品は凡百のドキュメンタリーマンガとは違う。
明確に「原作者・二宮清純の視点」が組み込まれている。
これは非常に画期的なこと。アテネだけで終わらせるには惜しい。
・次号は米田功の結果発表。
個人での銅メダルより、団体での金メダルの方に比重は寄るのかな？
ラブバスケット
☆少しずつ普通に読めるようになってきたかな。
ただ、中身がないまま女の子の数だけ増えているような印象なので、
もっとエピソードを組んでドラマ作りをして欲しい。
輪道
◆恐怖！ 仮面校長の怪！！
知ってる……？ この競輪学校の噂……出るらしいのよ……何って？
仮面校長よ仮面校長！！ 自由時間……カラオケをしていたり
テレビを見ていたり……いいえ、電話をしてても洗濯をしてても、
ふと気配を感じて振り返るとそこには！！ 仮面校長がっ！！
常に見張っているのよっ！！ ジェイソンのような仮面を付けて！！
これは友達の友達から聞いた話なんだけど……ある二人の女の子が
その学校の子から連絡がないのを不審に思って、校舎に忍び込んだんだって。
そこで……二人が見たのは……暗闇から現れた……えっ？ 何？
後ろって……誰かいる――いやああああああああああああああっ！！！！
（読み切り）ＢＲＵＮＯ！＜後編＞
・すずき孔、読み切り後編。４３ページ。
☆兵器である少年の葛藤は非常によく描けているが、
それだけで終わってしまっているのが勿体ない。
そこから先は連載で、みたいな構成になっているのはちょっと疑問。
前後編合わせて８６ページもあるのなら、もっと踏み込んで欲しかった。
チェリー
☆紫さん転校。
これはいよいよ最終回へ待ったなしになってきたか？
いっぽん！
☆絵も演出も向上していて面白いのだが、
それと反比例して掲載位置が落ちていく……。
これはちょっとマズいかな……。
サナギさん
♪想像妊娠という想像をするフユちゃんは、現実的には欲求不満なのか？
柔道放物線
◎こういうノリだけの若者の嫌な感じを描かせたら、
もしかして日本一かも知れないな、この作者は……。
総評
・次号から、山本賢治「ブラック・ジャック」新連載！！
ええと……どこから突っ込んだものか……。
つまりはこの為にカオシックの連載を止めたのか？
この人選は単に内蔵描くのが上手いとかそういう理由だけなんじゃないのか？
つーかアニメ連動企画なんだろうけど、アニメはファミリー向けを狙ってるのに
山本賢治に描かせるなんて考えなしもいいところだっ！！
もう何がしたいんだかさっぱりわからないけど、
ともかく異形な面白いものは見られそうなので、そこは期待。
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