(新）さんごくし
・やまさき拓味、新連載。
☆劉備の死を孔明が悼み、その人生を回想するという場面からスタート。
そして黄巾の乱で関羽と張飛が暴れまくるシーンへと移る。
どうやら史実にある程度忠実な、正統派三国志ものである模様。
唯一気に掛かるのは、関羽と張飛が戦場で不殺主義を貫いていること。
少年マンガ的なハッタリの類なんだろうけど、こういう思想が
今後どう影響してくるのか不透明。まだしばらくは様子見か。
☆張飛の馬は「優駿の門」からのゲスト出演か？
馬の描写に拘る三国志、なんてことになったら面白いんだけど。
ドールガン
♪アンドールに拉致監禁され衣服を剥がれ調教されるひかる。
一方純太はドールガンに操られ、ひかるの母と熱い抱擁を交わしていた。
様々な方向にサービス豊かだなー。構成的母子丼とでも言うのか。
ドカベン スーパースターズ編
☆岩鬼がベース踏み忘れたのってこれで何度目だっけ……。
この間の新庄の満塁ホームラン無効を観て、また描きたくなったんだろうか？
バキ
☆中国軍、普通に敗北。
けど勇次郎が演説してくれたおかげて最終戦が冷えなくて済んだ。
いいプロレスラーになれるな、勇次郎は。
けどこれだけ煽っておいて、郭も瞬殺なんてことになったらどうしよう。
子供学級
☆初登場時も思ったけど、別に作者には年代的にいっても
ブラック・ジャックに思い入れなんてないんだろうなー。
チャンピオンという場とアニメ化という時勢を利用してやろうという
ある種のスケベ心であるように感じる。違ったらごめんなさいだけど。
しかし本物が載る号でやっちゃうのは蛮勇が過ぎる……。
無敵看板娘
☆勘太郎と不良達の、微妙にハートフルなお話。
いい話なのかどうなのか、ギリギリなまとめ方をするのがこの作品らしい。
舞−ＨｉＭＥ
☆色仕掛け女と共に現れたのは、祐一に傷を負わせた因縁のレイプ魔。
第一話でもわからなかったが、今回もこれだけでは詩帆が実際どこまで
やられたのか判断がつかないなー。祐一が抑え込まれている以上、
そのあとすぐに助けでもこない限りは、祐一の目の前で……なのか？
けど剣道部を追われるシーンでは別に詩帆、普通だったしな。わからん。
ＭＡＳＴＥＲ ＧＵＮ ＭＡＳＴＥＲ
☆Ａドッグスの敵さん達のようなのが出てきた。
やっぱりこういう変態敵集団を描かせると魅力的だ。
かりんと。
☆矢崎、委員長の魔力なんかとも関わりあるキャラだと思ってたのに、
発言や行動がどんどん普通になっていく……。
演技なのか、それともまたしても設定ちゃぶ台返しなのか？
いっぽん！
・掲載位置上昇。とりあえず打ち切りは回避だろうか。
☆地味ながら効果的なのはよくわかる特訓の数々。
こういう地に足の着いた描写はこの作品の美点。
ラブバスケット（終）
☆フォーエバー。
先に巻末コメント読んで……本気でびびった。
打ち切りにしても早過ぎる、一体何があったんだこれは……。
まだ始まったばかり、というか始まってすらいない感じだったのに。
考えられる線としては、最初から短期集中連載だったという可能性だが、
だったら始めからそう書いとけよと言わずにはいられない。
大体短期集中である意味がないしなぁ……。予定していた連載が
先延ばしになって誌面に穴が空いたんで、その穴埋めだったとか？
確かに拙いところの目に付く作品ではあったが、
独特の妙な味わいが出てきた矢先だけにこの終了は勿体ない。
Ｓｗｉｔｃｈ
☆終章突入。
とりあえず、汀が怪我治ったらしくてよかった。
チェリー（終）
☆そして二年後、約束のインターハイで二人は再会する。
順当に、真っ直ぐに終わっていて好印象。
「岐阜の青春もの」というコンセプトは面白かったんだけど、
プラスアルファの魅力が最後まで打ち出せず、それ以上に加速出来なかった。
結局「ダンコン」の二の舞を演じてしまったのは残念。
（読み切り）ブラック・ジャック＜１＞
・三号連続特別リバイバル掲載。
以前の再掲載は閉じ込みだったが、今回は巻末に収録。
やはり、雑誌サイズ、雑誌の紙質で読むと感慨が深い。
☆第一回はＢ・Ｊの顔の傷の秘密が明かされる「友よいずこ」。
混血少年への描写、その少年が過激な環境保護運動家となり
アフリカで殺されるというストーリーは、たぶん現代の少年マンガでは不可能。
本当に今更ながらだが、やたらめったら濃い題材を僅かなページ数で
一話完結でまとめ切る手塚治虫の構成力の見事さには脱帽する外ない。
しかしこの話はアニメで出来るんだろうか？
出来ないからここで掲載したのかな。
総評
・ラブバスケットとチェリー、ニ作品が終了。
そして次号から、原作：黒田洋介、作画：おおのじゅんじ、
てメカデザイン：緒方剛志による「未来改戦Ｄクロゥス」新連載。
黒田復活かー。タイトルからしてやっぱりサンライズ辺りの
ロボットアニメ企画なんだろうか？ メカデザ緒方剛志ってのは少し意外。
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