チャンピオン47号感想
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(新)未来改戦Dクロゥス

・原作:黒田洋介、作画:おおのじゅんじ、メカデザイン:緒方剛志。
いかにもアニメとのタイアップものみたいなんだけど、
そういう情報は現時点では確認出来ていない。

☆第三次世界大戦のきっかけになった超兵器を、
未来からやってきた人間達が破壊しようとするも、
その兵器「Dクロゥス」は事情も知らぬ主人公に着装されてしまう。
ネタとしてはありがちなものだが、ハッタリの効いた演出と
テンポのよさで読者を引き込む。黒田脚本もおおのじゅんじの作画も
まだまだ本領は発揮していないだろうが、相性は悪くなさそうだ。
あとはキャラ立ちが弱いのを今後どうしていくかかな。

バキ

☆せっかく立ち上がったおじいちゃんを再び座らせて、
二人でのどかに車椅子散歩。
何がしたいんだかもうさっぱりわからんよ……。

さんごくし

☆度胸と機知だけで大軍を手玉に取る劉備、を描きたいんだろうけど、
さすがにちょっと無理あるような気がしないではない。

ドールガン

♪四捨五入すればまた三十歳な奥さんの乱れ方がエロい。
アクションも上々、純太の決めゼリフもなかなか。
エンターテイメントとして平均レベルが高いなー。

無敵看板娘

☆このまましばらく勘九郎に出番がないと、本気で心配になりそうだ……。

舞−HiME

☆意外とあっさり決着がついちゃったのと、
宿命のライバルっぽかったレイプ魔が簡単にボコられたのには拍子抜け。
しかしアクションやドラマの展開自体は悪くなかったかなと思う。

MASTER GUN MASTER

☆ブレードかよ。
別のガンマスターが出てくるものとばかり思っていたので、
結構意表を衝かれたが、ガンとブレードで上手くバトルは描けるんだろうか?

かりんと。

☆委員長の修一に対する熱い想い。
何か矢崎の存在って、逆にこの四人の関係の鉄壁ぶりを
浮き彫りにしていくだけのような気がする……。

(読み切り)ブラック・ジャック<2>

☆「ときには真珠のように」。
以前、TVアニメスペシャルで放送されたうちの一編。
B・Jの恩師の名ゼリフを通じ、永遠のテーマである
「人間が生きものの生き死にを自由にしようなんて、
おこがましいとは思わんかね……」という問題を突きつける。
今回の話だけだと、問題提起だけで終わってしまっているが、
このテーマは延々と反復を繰り返し、この作品の
メインテーマの一つとなっている。そういう意味で、意義深い回。

総評

・次号、馬場民雄「麺屋台ロード ナルトヤ!」新連載。
主人公がつけているナルトが虹色ラーメンのと同じに見えるが、
世界観的に繋がりがあったりするんだろうか?