ジャンプ19号感想
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表紙

☆海堂と河村は爽やかな桜が似合わないから外されたんだろうか?

ジャンプインジャンプ
BLACK CAT 特別編

・ジャンプインジャンプ第二弾。
トレインとスヴェンの出逢いのエピソード。

☆で、内容は……出逢いのエピソード。
つーか、「二人が出逢いました」という以外何もないぞこの話……。
時間がなくて大変だったらしいけど、それにしても
この内容の薄さはないんじゃないかと。

☆サヤが死ぬ。クロノスを抜けて追われる身になる。
死んだという噂が流れる。掃除屋の免許を取得。
で、三ヶ月してスヴェンに出逢うわけだが、
一番謎なのは、どの段階でトレインのキャラが明るくなったのかだ。
今回も見事にそこはすっ飛ばされているが、
考えてないから描けないのかな……。

テニスの王子様

「頭にくらったことによって――一時的に視力が低下してしまっている」
今すぐ病院に行ってCTスキャン撮ってこい!!
さすがにヤバいぞ、それは。

☆しかし天才・不二はその逆境の中で、心眼に目覚めるのだった。
だが心眼ネタはアニメでリョーマが先にやっちゃったので
インパクトが薄くなってしまった印象。

NARUTO

☆三分割!!――ってこれで何度目だ?
螺旋丸と超倍化の時にもやったから、三度目か。
リーが活躍してくれるのは嬉しいのだが、
そのせいで君麻呂の強敵イメージが下がってしまった。
君麻呂の相手はこのままリーが務めて、
ナルトはサスケと戦うって流れになるんだろうか?

・4/6日追記。三分割の最初は白をぶん殴った時でした。

アイシールド21

☆過剰にセナを甘やかすまもりと相反する、
対等に付き合えるヒロインとして鈴音が登場したわけか。
まもりはヒル魔と過去に何かあったような描写が増えていたので、
セナの相手は完全にこっちになりそうな予感。
兄が仲間入りするかどうかは正直どーでもいいが、
鈴音が付いてくるならぜひ仲間入りしていただきたい。

BLEACH

☆おっさんを屈服させろ!!
修行のパターンが浦原特訓や黒一護の時と
ほとんど同じで、さすがにマンネリ気味。

ボボボーボ・ボーボボ

☆ハンペン最強伝説。
真拳を使わず拳だけでのし上がってきたとのことだが、
「拳」を極めたものが「真拳」じゃないんだな。
真拳てこの世界では超能力的な扱いなのか?

(読み切り)桐野佐亜子と仲間たち<前編>

・ストキンネーム部門準キング、ニ戸原太輔の原作を
叶恭弘がマンガ化。

☆設定説明が異常に多い。
前後編に分けられてた弊害もあるのだろうが、
物語に動きがない中、延々と設定説明読まされると疲れてしまう。
その説明も不必要なものが多々あり、全体的な構成は未整理。
だがその代わりキャラ立ちは結構いい。
説明のクドさをキャラの掛け合いでギリギリ乗り切っている。
最終的な評価は後編を待って下したい。

未確認少年ゲドー

☆「ぬ〜べ〜」からゲスト登場。
というか、同一人物じゃないのか……? スターシステム?
こういう遊びはどこまで読者に受け入れられるんだろう?
もう「ぬ〜べ〜」知らない読者も多いだろうしなぁ。

少年守護神

☆和尚のライバル、忍じじい登場!!
ええ!? 連載の行く末を左右する三週目のセンターカラーで
じじいキャラ投入っ!? 冒険が過ぎるぞいくら何でも。
訳のわからないノリが加速しているなー。
ツボに嵌まれば面白いのかも知れない。
しかし嵌まる人が大多数だとはとても思えない……。

DEATH NOTE

「こういう事態に備えこんな本までいろいろ準備してきたんだ」
頭いいんだかバカなんだかわかんねーよライト……。
まさに天才とバカは紙一重。最近のライトは完璧な天才ではなく、
「小賢しい少年犯罪者」という側面が強くなってきて、見ていて面白い。
どう考えても演技過剰だが、やらずにはいられないんだろうなー。
そして一部屋に六十四個もカメラ付けるLも、同類というわけだ。

☆それにしてもライトは十七歳のくせに
エロ本に興味がないんだろうか?
しかし親父もあの程度の本でびっくりし過ぎ。

♪で……娘のトイレと風呂はどうだったね親父?

無敵鉄姫スピンちゃん

「マリア様が見てました!」
絶対やると思った。というかこのネタをやるのはもはや義務。

☆透瑠の両親と学院長。どちらも色々といじれそうなキャラだ。
あとは透瑠の同級生で面白いのが何人か欲しいところ。
ただ、スピンちゃんの影がちょっと薄くなってきているのは問題かも。

いちご100%

☆右と左。
外村達、学校の友達ではもう広がりがないと見て、
塾生活で新しいコミュニティを構築しようという算段か。
こうなると、塾編はかなり大掛かりなテコ入れになりそう。

BLACK CAT

☆要するに「滅界」かわしたのは、
種も仕掛けもなく単純にそれ以上の早さで捌いたってだけなの?
アクションシーンのスピード感は大したものだが、
そのわりに緊迫感に欠くのはドラマの盛り上げが弱いからか。

銀魂

・大増23ページ。

「オッサンはこれからどーなるのだろ?
オッサンはこれからどこへいくのだろ?」

中年エレジー。そして中年ハードボイルド。
いいなぁ。作者の並々ならぬ才気を感じずにはいられない。
しかし作者の才気は常に少年マンガ的なものから離れて
オッサンとかそんなのにばっかり向かっているような気がしてならない。
本当に、変な才能だなぁ……。

☆それにしてもこの話を23Pできれいにまとめる構成力は見事。

こちら葛飾区亀有公園前派出所

☆アイススケートリンクで書道博覧会ってのは無理あり過ぎだが、
オチから逆算してそういう設定にしたのだとすると、
なかなか凄い脚本構成技術だと思ってしまう。

(読み切り)暴走特急山の手外回り

・夏生尚、代原読み切り。

☆「BULLET CATCHERS」とどっちが先に描かれたのか不明だが、
女の子の描き方が妙に鈴木信也チックに、
ギャグが妙にうすた京介チックになっている。
そのせいもあって、「習作」という印象を強く受ける。
なのでこの作品で作者にどうこう言うわけにはいかない。

武装錬金

・特集ページが付いているが、これは本編が17Pなのを
穴埋めする為のものであろうから、これをもって打ち切り回避と
楽観するわけにはいかないか……。

☆敵本部に突入するも、すでに敵は銀成学園に向かっていた。
というわけで、ついにまひろ達の前で大バトルとなりそう。
つまり……終わりそう。うわー、ほんとどうなるんだこれは……。

☆シミュレーションしてみよう――。
ブラボーVSムーン。まひろ達への状況説明。パピヨン乱入、ドクトル殺害。
ラスボス復活。斗貴子さんの過去語り。斗貴子さんのピンチにカズキ覚醒。
追い込まれるも「頑張ってお兄ちゃーん」の声を受け立ち上がるカズキ。
パピヨンと共闘しラスボス撃破。パピヨンは「俺達の戦いはこれからだ」と去り、
カズキはまひろ達に別れを告げ一人パピヨンを追って旅立つ。
そんなカズキに追い付き、横に並ぶ少女が一人。
「斗貴子さん!!」「キミにもらった命だからな」。完!!
――以上のイベントを何話でこなせるものだろうか?
五話いるか……いや、詰め込めば三話で済んでしまいそうな気もする……。
というか、こんなベタな展開はしないだろうな?

シャーマンキング

◆マルコVSラキストすっ飛ばし!?
さすがにこれはないだろ……。演出だと思いたい。
しかし何の意味があっての演出なのかと考えると……。
やっぱり、あと数話で終わる為に巻いてるだけなのか?

ピューと吹く! ジャガー

☆MATAGI以外憶えてない。
というか、何でMATAGIだけ憶えてるんだろ?
しかしあの学校、何だかんだでいい人材揃えてるよなー。

総評

・ハンターが落ちて、ワンピとミスフルが取材休載。
三作品ないと結構物足りなく感じるものだ。

・マンキンはちゃんと終われるのか?
武装錬金は生き延びることが出来るのか?
巻末の攻防はまったくもって予断を許さない。