表紙
☆猿野のヘルメットの影になっちゃってる哀れな人は、蛇神だろうか?
ジャンプのロゴと猿野の左肩の間にも謎の銀髪が見えるな、
これ犬飼なのか? 何か心霊写真みたいになってる……。
Mr.FULLSWING
・三周年記念巻頭カラー。
☆三周年記念でアイドル軍団デビュー。
しかし美形共よりむしろ謎の三人組の方が余程気になる。
本当に一体何なんだあいつらは? 何の為にグループにいるんだ?
もしかして、野球は物凄く上手かったりするんだろうか……。
ONE PIECE
◎ロビンを危険視する青キジと、交戦開始。
揺れまくるロビンがまるで悲劇のヒロインのよう。
彼女を仲間として守り抜こうとするルフィ海賊団の絆にも心打たれる。
空島編には、ロビンと彼等の間に信頼関係を築くという目的もあったのかな。
☆青キジがロビンを抱き締める絵からは、色々と妄想が膨らむ。
やっぱり過去に海軍と手配犯という以上の関係があったんんだろうか?
NARUTO
☆「黒秘技機々一発!!」「斬り斬り舞!!」
ワンピースかと思った……。
まあ百歩譲って斬り斬り舞はいいとして、
黒ひげ危機一髪はないんじゃないかと。
技の内容は確かに一発でわかるけど……。
☆それにしても、カンクロウ&テマリ、妙に強いな。
中忍試験では火影崩しの為に力をセーブしてたんだっけか。
まあ、サスケとシノには素で負けてた感じするが、
あれはあの二人が木ノ葉下忍の中では飛び抜けてたってことで。
DEATH NOTE
◎ライトとLの化かし合い、第二幕。
単に喫茶店で会話しているだけなのに、
裏の読み合い探り合いで展開が二転三転。
更には最後に大ドンデン。本当に先が読めない。
☆しかし、これだけ単調かつセリフだらけな画面を、
読みにくさを極力感じさせずに描き切る構成力には脱帽。
ネームは原作者が切ってるんだろうか?
それとも小畑健が自分でやってるのか?
BLEACH
☆藍染の手紙に惑わされ、己を見失う雛森。
そんな中、ついに日番谷は黒幕を確信する。
……結局、市丸なのか? まだ何かありそうな気配。
しかしこんな形で雛森の中での、自分と藍染のランク差を
思い知らされるとは、日番谷もツラいなぁ……。
銀魂
☆エリザベスの中の人が――(以下略)。
展開からオチまで全てが、何だかなぁって感じの話だが、
オバQというかU子さんチックなエリザベスのデザインが
秀逸だったので、まあよし。
(読み切り)PMG−0
・遠藤達哉、読み切り。
いやー、もう戻ってきてくれないんじゃないかと心配してたよ……。
どうも学業を優先させていたとの噂だが、ともかく三年振りの登場。
前作「WITCH CRAZE」は、当サイトが最初のジャンプ感想を書いた
2001年21・22合併号に掲載。
☆三年前にも書いたが、デビュー作の「西部遊戯」は個人的に高評価。
続く「月下美刃」と上記の「WITCH CRAZE」で、
実力は確かだが設定がちょっと甘いかな、という印象を持った。
で、久々の四作目。
どうも主人公設定その他が、「西部遊戯」の焼き直しっぽい。
ネタの使い回し、というわけではなく、自分の描きたいものを
もう一度掘り下げていったら、自然と原点に戻ったという感じを受ける。
結局この人はスーパーヒロインがジャンキーと軍事バトルをする
マンガが描きたいのだろう。そこはすっきりしていてむしろ好感。
問題は表現が「西部遊戯」からあまり進化していないということ。
あの時点でかなりのレベルだったので、進化しなくても充分連載レベルの
画力はあるのだが、新人段階で固まってしまうのは勿体ない。
☆セリフの過多、専門用語の不用意な羅列、
主人公の能力が説明されずじまいで終わる、
更に時々ハンターハンターの如く絵が荒れるなど、
どうも全体的に散漫、製作時間の厳しさを思わせる部分が目に付く。
編集部が急遽読み切り描かせたせいならともかく、
単純に遅筆なせいでこうなっているのだとしたら連載を狙うには致命的。
特にラストページとか、もうちょっとどうにかならなかったのか……。
☆結果として、三年前と評価があまり変わらず。
実力は確かだが、設定その他の練り込みが今一歩足りない。
三年間努力してこれならともかく、止まっていたのが
再び動き出したというのなら、まあ納得。
とりあえず、また止まらないで次があることを切に願う。
アイシールド21
☆ラスベガス到着。
脱落者ゼロというより、故障者ゼロというのに驚く。
そしてトレーナーの借金返済の為、カジノで一攫千金を狙う展開に。
ヒル魔はギャンブルでも無敵なのか……? 何でもアリだなもう。
♪すっかりヒル魔とまもり姉がいい関係になってるな。
日本に帰ってムサシを含めた過去話をそろそろやって欲しい。
武装錬金
・掲載位置上昇。
☆六升達のバックアップで、カズキ燃ゆ!!
が、単に友情パワーでパワーアップしているわけではない模様。
核金を心臓にしているせいで、感情をエネルギー化出来るとかか?
とにかくパピヨンが飛んできてくれて、ここからが本番。
♪ちーちゃんとさーちゃんが、何か可愛くなってきたような。
作者の意図を超えたところで萌えキャラ誕生か?
ボボボーボ・ボーボボ
☆皇帝出現。
いきなりラスボスが出てくるとは思わなかった。
展開の上でも、余計な間を入れないマンガだ。
皇帝はOVER以降のカッコいい系キャラの総大将になりそう。
☆揃った仲間の内に入れてもらえてないライスが哀れ。
影薄いのに助けになんかくるからこんな辱めを受けるんだ……。
未確認少年ゲドー
☆ファインディング・ニモ批判。
いや、批判してるのは熱帯魚ブームだけど。
今度は時事ネタで来たか……。
出来ることは何でもやる姿勢は買いたいんだけど、
単に作品の方向性が定まらず迷走しているだけにも見える。
◆しかし何で触手を讃良に向けなかったんだ?
いつもなら絶対やってると思うのだが。
こちら葛飾区亀有公園前派出所
☆東大出の法条、久々登場。
しかしこいつまで普通に警察官の身でバイトしてるとは。
この世界では警察官のバイトは両津だけの特別なことじゃないのか。
両津が濡れ衣で捕まるというオチは最近なかったパターン。
いちご100%
☆受験合格率のあまりの低さに絶望する真中。
そんなときは西に慰めてもらっちゃえ!!
というわけで西とデート。いきなり西が積極的になってるのに
少し違和感なくはないが、あまり気にしてはいけない。
勉強が大変だとは言っても、同じ塾に東もいますとは言わない真中に
とてつもなく薄汚いものを感じたりもするが、それも気にしないように。
無敵鉄姫スピンちゃん
☆犬の名前が「ばくぅ」っての、わかりにくいネタだなー。
ペロたんはうすた作品の「メソ」とか「ハミィ」とか思わせる。
思わせるから悪い、ということではなく、
独自の使い方をしてくれれば文句はない。
少年守護神
☆アクションがわかりづらい……。
一生懸命描こうとしているのは伝わるのだが、
いかんせん描写力がまるで追い付いていない。
弾を掴んだという絵で弾がほとんど見えないというような、
描写力以前の問題も多々あったりするけど。
シャーマンキング
☆何だ、結局竜も蘇生させるのか。
巫力に限りがあるとかいう曖昧な表現でなく、
厳密にあと何回蘇生が可能なのかとか
示してくれないと緊迫感が出ないと思う。
(読み切り)兄弟仁義
・大石浩二、読み切り。
☆最初の「オレは長そでを着ているからな」で不覚にも笑った。
つまり「ギャグになってないギャグ」をギャグにするという、
ある種かなり高度なネタで勝負をかけている。
独自の間を確実に持った作者であるとは思う。
しかし絵にしてもネタにしても、かなり読者を選ぶ。
そこをどのように修正していくのかが大きな課題。
BLACK CAT
☆スヴェン&イヴも、本気出したらあっさり勝利。
本当に足止め以外には何の役にも立たなかったな、鬼星隊……。
しかしスヴェンとイヴの活躍はともかく、
この段階でナンバーズの強さを際立たせてどうしようというのか?
もう敵はエキドナとクリードしかいないわけだし……活躍の場は何処に。
ピューと吹く! ジャガー
☆ハメ太郎特別講師。
専門はリアクション芸だと思う。
あと、どうでもいいけどジャガーさんの髪トーンが
ラストページ以外で抜けてるのは何で?
というより、ラストページだけ張ってあるのは何で?
総評
・遠藤達哉は期待していただけに、今回は微妙。
決して悪くはない。最近の読み切りの中では間違いなくトップクラス。
ただ過去作との比較と、充電期間の長さを考えると物足りないんだよなぁ……。
次号は内水融が読み切りで復活。
「サソリ」は打ち切りこそ食らったが、作者の技量の高さは疑いない。
次号での巻き返しに期待。
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