ジャンプ32号感想
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表紙

・ああ!! 皇帝ってあだ名、王子と対比になってたのか。

テニスの王子様

☆何と! 自ら後ろへ飛んでパンチの威力を殺すとは!!
……益々地球の命運を賭けた壮絶バトルっぽくなってきた。
いや面白いからいいんだけど。
風林火山を風林火山で返すというのは、
あんまりと言えばあんまりではあるが、単純に燃えた。

BLEACH

☆部下二人にまで見せ場あげなくてもいいような気が……。
ともかく剣八さんが最強モードに入ったので楽しみだ。

♪エンピツ。
石田を完璧に表現したナイスネーミング。最高。
ぷるるんは織姫の巨乳のことだろうが、
モリリンとゴリーはどっちがチャドでどっちが岩鷲だ?
チャドが髪型モリリンで、岩鷲が見た目ゴリーかな?

DEATH NOTE

「彼女にしてください」
彼女っていうかほとんど奴隷志願!!
「私はあなたに利用されるだけでもいいの」
「好きになってもらえる様がんばる」

こんなこと言ってくる娘にライトのあの邪悪な笑み!!
ミサは一体どんな風に調教――もとい利用されてしまうのだろうか。
しかし、あまりにもミサの言い分が都合よ過ぎる気もする。
何かもう一つ企みがあったりしてもおかしくはないか。

アニ基地!

「劇場版NARUTO〜大活劇! 雪姫忍法帖だってばよ!!〜
主題歌アーティストはYUKIさんに決定!」

駄洒落で決めたのか?

NARUTO

☆徐々に露わになる、イタチの狂気。
これまでは優しかったイタチが事件の日に
突然キレたようなイメージだったので違和感があったが、
ちゃんとそこに至る伏線はあったということなのだな。
サスケもそれを知っていたのでイタチへの恨みを素直に持ったと。
しかしシスイを殺したのがイタチだとすると単純過ぎるしなぁ。
やはり何か背後に第三者の存在があるように思う。

アイシールド21

☆アメリカのチアリーダーを使うのはちょっとズルい。
ああいうのって応援も含めて学校同士の対抗戦なのに。

☆主人公が遅刻してピンチってのは
話を盛り上げる為の定番ではあるが、
「その為にバス間違えさせた」というのが露骨過ぎて
どうも展開にノれない。ドラマ的な必然性も欲しかった。

D.Gray−man

☆エクソシスト本部、通称ホームの紹介、
そして「イノセンス」なる概念の登場。
小出しに設定紹介をして興味を引く展開は上々。
地味ながら着実に面白くなってきている。

銀魂

◎VS変態仮面。
きっと好きだったんだろうなー、作者。
姉上は登場するたびにキャラが暴走しているような気がする。

・ところで、掲示板で情報をもらったのだが、
ジャンプ16号に掲載された第13訓の銀時のセリフが、
単行本二巻で変更されている。簡単に言うと改訂前は
「必死で守っていた大切なものを失ってしまった」という
ニュアンスなのに対し、改定後は「持っている時は無頓着だったが、
失って初めて大切だったんだということに気付いた」となっている。
改訂後の方が受動的というか、状況に流された果てに
ようやく事実に気付いた男の情けなさと悲哀を感じさせる。
凄く微妙なことなんだけど、このセリフは銀時というキャラを
形作る上で極めて重要なものなので、作者もこだわったのだろう。

ボボボーボ・ボーボボ

☆J、K呼ばわりされて無念の死。
本当に本当にこれで終わりなのか……勿体ねー。

いちご100%

☆セクハラ教師の思惑から東城を救おうとした天地、
しかし何もしてなかった真中にいいところを持っていかれる。
ここまで真中を最低のタナボタ男にしているのを見ると、
作者も積極的に真中の株を落とそうとしているように思えてくる。
一体そんなことをして物語にどんなメリットがあるのかは知らないが。

地上最速青春卓球少年ぷーやん

☆勝負はあっさりと終わり、落ち込み&復活モードへ。
前回のヒキからいきなりこれだと、ちょっと戸惑う。
しかし真っ当な熱血要素が出てきたことは評価。

(読み切り)機動球児山田
〜めぐりあい稲木〜<前編>

・赤塚賞佳作受賞、ポンセ前田のデビュー作読み切り前後編。

☆強引で無茶な展開をテンポよく繋いで読ませる。
基本的に絵もギャグも薄いのだが、その薄さが
間のよさになっているのは武器であり個性か。
センスはいいので将来有望。順調に伸びていってもらいたい。
が――、何でこれが前後編? そこまでプッシュしなくても……。

家庭教師ヒットマンREBORN!

☆リボーンと同タイプのヘタレライバルキャラ登場。
こういう作品には必要なキャラ。変身するとカッコよくなる、
その変身後が十年後の姿である、という設定はよく考えられている。
使い方次第で色々と広がりが出てきそう。

こちら葛飾区亀有公園前派出所

☆ダイハツ製のイギリス車でレース優勝。
さすがにレース展開は強引。大阪のライバルが
いきなり自己犠牲に走るのはちょっとやり過ぎ。
しかしこのくらい無茶をした方がわかり易いのも確か。

武装錬金

「私は何でもする」
償いっていうかほとんど奴隷志願!!
ぎゅっとカズキを抱き締める斗貴子さんに、
黒カズキは一体どんな調教――もとい反応を、
ってあっさり元に戻ったか。まあそうだよな。
ともかく、ヴィクター戦は先延ばしにされ、
斗貴子さんはストロベり、それを見ていたパピヨンは
俺のカズキに何すんだと激怒(違う)。
このまま終了はなさそうで一安心。まだ油断は出来ないが。

Mr.FULLSWING

☆孤島で特訓編開始。
どうしてもMAJORの夢島編を思い起こすが、
猿野は突然裏切ったりはしないだろうからその点は安心。
二人一組で泳ぐというのは何を見るテストなんだろうか?
個人の能力は測れないし、これでチームワークを見るのも無理だろうし。

HUNTER×HUNTER

☆ゴン、マニアなお姉様に手ほどきを受けていたことが発覚!!
一体どんな調教を――ってこれは洒落になってない。
そうなるとミトさんとデートってのも何か怪しい匂いがするなぁ。
ゴンにジンの面影を見たミトさんが思い余って一線を突破!!――みたいな。
しかしほんと、教えてもらったってどこまでの話なんだか……。

☆カイトは洗脳状態とのことだが、そんな生易しい状況でないことは明白。
一体どうする気なんだろう。というかこのシリーズ自体が
果てしなく迷走を始めているような感じがしてならない。

スティール・ボール・ラン

◎少しずつ明かされ始めたジャイロの事情。
さすがにジャイロが法務官ってのは考えにくいのだが、
父親とかそういうことなんだろうか? それとも本当に実はインテリなのか?

☆ブンブーンはジョジョ三部や四部のような、
「いきなり怪しい人が現れてびっくり」というパターンだな。
どうもファーストステージはレース、セカンドステージはバトルと
ステージによって明確に見せ方を変えていくらしい。

未確認少年ゲドー

◆扉絵が激しく最終回っぽい……。

☆ホラーとギャグのギリギリのライン。
どちらかに完全に振ってしまった方が
すっきりするようにも思う。

シャーマンキング

☆そういえば五百年前の王って謎だったんだな。
歴史上に該当人物っていたっけか?

ピューと吹く! ジャガー

☆着実に終わりに向かっている感じがする……。
ラストのコマにオチがないのが何とも不気味だ。
服のあの穴から笛出すのかよ、ってのがオチなのかも知れないが。

総評

・デスノと武装のせいで妙にラブコメ度が高く感じた。
新連載三つはまだアンケートの影響はないようだが、
それにしてもグレイマンの掲載位置が高い。
編集部がそれだけ押してるってことなのかな。