表紙
・祝! TVアニメ化決定!!
というわけで、BLEACHが十月からアニメ化。
テレ東火曜夕方六時半ということで、これで秋のテレ東火曜は
スクラン→ブリーチ→焼きたてジャぱんという
マガジン・ジャンプ・サンデーの直接対決の場となる。
BLEACH
☆最期の最期にもう一花、恋次、意地の復活。
もう寿命ないとか言われてて絶望的な状況ではあるが、
立ち上がってくれてとりあえずよかった。
まあ、思いっきり弱気になったところで一護を思い出して立つ辺り、
結局依存対象が白哉から一護に移っただけで本質的には
あんまり成長してないんじゃないかという気がしないではないのだが……。
ONE PIECE
◎「おれは この一味をやめる」
やっぱりこうなってしまったか!! ウソップ脱退宣言!!
メリー号を思っての憎まれ口を叩いてはいるが、
本音の部分では自分が足を引っ張るのが嫌だということの方が
大きいように感じる。決闘というのも、自分にメリー号を預けて
お前等は先に行けというような意味合いともとれるし……。
単にキレてるだけの可能性も高いけど。
☆それにしても、ルフィの脆さがここまで出たのは
連載以来初めてなのではあるまいか?
これまで天然の人徳と信念だけでやってきたが、
これから先それでは済まないことも増えてくるのかも……。
NARUTO
☆まだ回想編続いてんじゃん……。
以前の回想との擦り合わせがいよいよ怪しくなってきたが、
何とか強引にまとめた格好。しかし万華鏡写輪眼の開眼条件、
何で親しい「友」なんて微妙なものでなければならないのかは説明なしか。
☆万華鏡写輪眼、もう一人の持ち主はカカシの関係者だろうか?
というかここらで話に絡んでこないと、ほんと存在意義なくなるしなー。
(読み切り)BULLTE TIME!!−ブレットタイム−
・金未来杯三人目、田坂亮読み切り。
前回の作品発表は赤マル2002春号の
「CRIME BREAKER!!」なので、二年越しの本誌登場か。
☆前作では久保帯人っぽいと感じた作画・作風が、
今回はアシをしていた岸本斉史っぽさと共に高いレベルで融合進化。
頭抜けて個性的というわけではないが、デザインや構図取りは非常に上手い。
だが、その上手さを活かそうとし過ぎて画面がごちゃついている。勿体ない。
恐らくは気合を入れて読み切り作を描いた為にこうなっているので、
多少力を抜いて画面に整理がつけば更によくなる可能性は高い。
☆シナリオはジャンプ読み切りの定番、弱そうな奴が実は
哀しい過去を背負い特殊能力を持った凄い奴だったという話。
が、この作品シナリオにはそもそもあまり重点を置いていない。
全ては9ページに渡る銃撃戦を描く為の布石。
とにかくもう「これが描きたいんだよオレは!!」という
作者の主張は充分伝わる。ただ、主張が強過ぎて全体構成のバランスを
崩しているのも確か。またお世辞にも読み易いとも言えない。
しかし、それは些細なことで基本的にはこの熱意は買いたい。
まあ、「あれは全部ゴム弾で死者は出てません」という設定はアレだが……。
DEATH NOTE
◎ミサ、緊縛監禁拷問!!
Lがミサに盗聴器仕掛けたんじゃないかとか予想していた一週間前が懐かしい……。
まさか次回がこんなことになろうとは。つーか流れ早過ぎて話に付いていけない!!
盗聴器を予想させたのも、ライトの有利を演出していたのも、
全ては計算されたミスリードだったのか……それともただ単に
このマンガが行き当たりばったりなだけなのか。どちらにしろ凄いけど。
☆これで一気に情勢はライト不利に傾いたが、
挽回の一手はどう打たれるのか? ラストのセリフからして
一時デスノートを手放してLの疑惑を晴らす作戦か?
しかしそういう当たり前な予想は全て外してくるだろうしなぁ……。
♪にしても……ミサの拘束具、股間の部分がおかしいぞ!!
何で足を縛らずに股間に食い込ませてるんだよっ!!
尋問の内容も気になるし……三日間あのままにしておいたのを
全部ビデオに録画してるみたいだし……夜神家盗撮の時も思ったが、
絶対に趣味入ってるだろあれ。あとで個人的に鑑賞しているに違いない。
銀魂
☆おいちゃんの主張。海編。
長谷川さん、出てくるたびに人生が転落しているな……。
ダンディズムと生活力って反比例するのかも知れない。
こちら葛飾区亀有公園前派出所
☆オリンピックイヤー、日暮登場スペシャル。
……の、はずなんだけど1ページ目がセンターカラーなのに
白黒だったりして、どうも盛り上がりに欠ける……。
日暮回ではやっぱり日暮をどう起こすかとか、
四年間の浦島太郎になった日暮が日常に戸惑うとか、
そういうネタをやって欲しかった……。
アイシールド21
☆一回戦、問題なく突破。
ちょっと網乃が雑魚化し過ぎた感じはあるが、
サクサク話を進めるのは悪いことではないか。
家庭教師ヒットマンREBORN!
☆リボーンに恋する少女が登場……したら今度はツナに惚れる。
日常サイドに近い新キャラの登場は、話の幅を広げる点で歓迎。
しかしツナ、あんまりハルを助けたそうに見えなかったが
よく死ぬ気弾発動したな。もうその辺の設定はどーでもいいのか。
テニスの王子様
◆「こんな事言って笑われるかもしれませんが…
越前と試合した時 奴の中にサムライの様なものを見ました」
いやそれ笑うとかいう前に病院行けって話だよ……。
「部長ですから」はちょっとカッコよかったけど、
読者にカメラ目線送らずにちゃんと竜崎先生に言うべきだと思う。
ボボボーボ・ボーボボ
☆裏マルハーゲ帝国現る。
過去の帝国の次は裏帝国できたか。
これは裏を倒す為に現帝国勢とボーボボが共闘なんて
燃える展開もあるかも知れない……って、
まともなバトルマンガにする期待を
このマンガに普通に抱いてどうする。
地上最速青春卓球少年ぷーやん
◎ヨ○様、襲来!!
うわぁぁぁ……何か、ついにやっちゃったなこのマンガ……。
韓流ブームにトドメ刺したような感がなきにしもあらず。
しかし、プールの中でコート着て待ち伏せするのも変だが、
ストーカーおびき出す為にスク水でプール入る女も相当変だ。
いちご100%
☆「自分の映画を見せて夢を語る」といういつもの手口で、
向もいよいよ本格的に真中の毒牙に。
いつもながら強力だなー、自主映画のパワーは。
第12回ストーリーキング募集
・画王杯、第二のネームが突然登場。
今回はホラーテイストということで、前回のコメディ作品では
フォローしきれない画風の人でも応募出来るようにという配慮だろう。
しかし今回のネーム、19ページだからとはいえ、無理多いなぁ。
D.Gray−man
☆レベル2AKUMA、大喜びで大暴れ。
全然哀しい存在に見えないな……AKUMAの存在と
その中の魂の関係がまた少しわからなくなってきた。
レベル2になると中の魂や外の皮と関係なしに自我が芽生えると?
そうなるとあのややこしいAKUMA製造過程に込められた
悲劇性が今後あまり有効に機能しなくなってしまうような……。
Mr.FULLSWING
☆野木、脱落。
微妙なポジションとはいえ最初の方からずっといただけに、
ここで消えるのは結構哀しい。
そういうわけで、ここで消すのに丁度いいキャラだったとも言える……。
スティール・ボール・ラン
☆「この能力を『立ち向かうもの(スタンド)』と
オレは個人的に呼んでいる」
普通にスタンドって言っちゃったーっ!!
「幽波紋」でも「そばに立つ」でもなく「立ち向かうもの」ってのが
考えられた部分ではあるが、そこまでするなら呼び名変えてもよかったのに。
スタンドって名称には、作者も思い入れがあるってことだろうか?
☆ジョニィもスタンド使いとして覚醒したようだが、
こうなるとジャイロだけは鉄球で最後まで行って欲しくなるなぁ。
ジョニィの能力は面白そうではあるんだけど。
未確認少年ゲドー
☆みんなで一緒にクラゲの島へ。
今回が前編、次回大発見があるという記述から考えて、
あと三回程度で終了だろうか?
シャーマンキング
◆無。
これは落丁ではなくて、小宇宙の全てを使い果たして
真っ白に燃え尽きたシャカを余白見開きで表現したんだ――的な車田イズム。
しかしその車田正美も「単行本でしか出来ない」って言ってたのに……。
何かもう、ここまでくると好き勝手だなー。
たぶん編集からは何やってもいいと言われているような状態に
この作品はあるんだろう。無論、悪い意味で。
こうなったら最後までこんな感じでとことん行っちゃって下さい。
ピューと吹く! ジャガー
☆高菜に女への贈り物を選ばせるとは……あらゆる意味で恐れ知らずな。
まあ今回は高菜よりピヨ彦のセンスの方がどうかしてたが。
何だかんだ言ってもあの親父の息子なんだなぁ……。
しかしこの二人、本っ当に浮いた感情はこれっぽっちもないようで。
総評
・ブリーチアニメ化。
しかしテレ東だと流血表現や巨乳表現がどうなるかちょっと心配。
「母親は淫売」とか「クリ……ぐふっ」とか、セリフも結構ヤバげだけど。
・で、次号には先の赤マルで好評を博した「ムヒョとロージー」が……て、
何かもう一つ読み切りがあるぞ……こ、これは……!!
ともかく、次号を刮目して見よ。
ああっ、このスーツどっかで見たことあるんだけど
いつもながら心当たりが多過ぎて特定出来ないっ!!
|