マガジン17号感想
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(新)ヤオギ〜アラスカ犬ぞり物語〜

・太田正樹、三週連続読み切り――かと思ったら
「新連載」と大々的に書かれていてびっくり。
短期集中連載、ということになっているらしい。

☆アラスカでの犬ぞりレース、という題材は面白い。
犬との信頼関係が勝負を決める犬ぞりという題材そのものに、
強いドラマ性がある為、レースと組み合わせれば
いくらでもエピソードは作っていけそう。
絵柄は多少古臭いが画力は充分。技術的な不安さはない。
とりあえず今回は短期集中なので、このエピソードを
どのようにまとめてみせるのか、注目しておきたい。

おれはキャプテン

☆カズマサと清原の、ベンチでの邪悪さがたまらない。
絶妙に嫌な表情描くなぁ。

探偵学園Q

☆キュウが一人で事件に当たるようだが、
そうなると城に行ったリュウはどうなるのか?
この事件が終わったあとリュウの事件に移るのか、
それとも二つの事件がリンクしたりするんだろうか?

はじめの一歩

◎一歩の豪打炸裂。が、武さんには効いてない!?
何やってるんだろう武さん? 首振りやポイントを
ずらしているってわけでもなさそうだし。
一歩の力の流れを寸断するようなことでもしてるのか?

あひるの空

☆千秋は実は天才だった。
カタルシスはあるけど、サボリ魔が天才ってのはどうなんだろう。
昔は一杯努力していた……って感じにも見えなかったけど。

涼風

☆足の速さで涼風ゲット?
いくら何でもたったそれだけで関係が進展するとは思えないので、
恐らく足の速さへの関心は、あくまで陸上の才能に対するものなんだろうな。

スクールランブル

◎2−Cと2−Dの抗争勃発。
ララ・ゴンザレスとハリー・マッケンジーを要する2−D……って、
何で2−Dに外国人が固まってるんだろう?

餓狼伝BOY

☆文七……もしかして実戦初めてだったのか?
そうか、普通の十三歳はボクシング世界チャンピオンや
ヤクザや飛騨の大狒々と戦ってたりはしないもんな。
今の文七は名実共にBOY、というわけで。

ツバサ

♪酔っ払って「にゃーにゃー」言ってるさくら可愛い。
これが噂に聞く、「さくらたん」というものか……。

RAVE

☆ハードナーの目的は家族を失った悲しみを忘れることだったが、
どっこい娘は生きていた。
というわけでやっぱりナギサがそうなのか。

魔法先生ネギま!

◎ノーパンファイト!!
非常にわかりやすくキャッチーな作りだ。
その一方でマントラの梵字や祝詞などにかなりのこだわりが見える。
こういう細部の気配りが良質オタクマンガを生む。

エア・ギア

◎五VS五のタイマンバトルに突入!!
極めてわかりやすく少年誌的な展開に興奮。
味方五人のキャラも抜群に立っているし、
対する敵もなかなか魅力的。
本当に、いい少年マンガになっている。

♪しかし何でパンツ脱いでるんだろ、敵の女の人。展開が読めない。

麺王フタツキ!

☆小麦粉アレルギーの描写、
絵的にどうかとは思うが取り組み方自体は真摯で好感が持てる。

総評

・味の助がないと寂しい……と感じる自分が哀しい。

・次号からはゲットバッカーズ過去編が仕切り直しで開始。
予告で「今まで触れていなかった人も」と言っているので、
一度読者をリセットして新作としてやろうという意図と思われる。
とすると単行本も本編とは別扱いになるのかな?
しかし「Get Backersアーリーデイズ奪還屋」って長いな、
タイトル表記どうしよう……。