マガジン32号感想
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(新)M.I.Q.

・原作:マスヤマコム、作画:浅井信悟、構成協力:冨田かおり。

☆ルールの変わった日本の社会。うかうかしてると年収200万の
負け組人生が待っている。そんな時代の高校に現れた怪しげな教師。
年収2億円への道を行きたければ、自分のテストに答えてみろと言うが――。
最近のマガジンらしい企画もの。
少年誌でこういうマネーネタというのは確かに面白いが、
「クニミツ」のように何か変なプロパガンダに利用されないかという
不安も強い。とにかく色々な意味で扱いの難しいテーマ。
それをどこまでマンガとして面白く描けるのか? しばらく様子見。

はじめの一歩

☆とりあえず武さんが無事でよかったが、
「二発の強打で終わらせてよかった」ってのは何か納得いかないな。
あれは明らかに駄目押しだったように見えたけど。

エア・ギア

☆亜紀人の為に消えることを決意するアギト。
ピンチに颯爽と登場するイッキが主人公らしくていい。
しかしこのニ試合、ルールはどうなるんだろう?
急遽タッグマッチになったりするのか?

涼風

☆ちょっと大和が陸上部で上手く行き過ぎかなという気がする。
そろそろ本気で陸上にのめり込んでいくような描写が欲しい。

スクールランブル

◎沢近、またも素直になれない暴走行為。
沢近は追い込めば追い込むほど味が出るキャラなので、
物語を引っかき回すには最高のキャラなんだけど、
しかしあまり追い込み過ぎると取り返しがつかないわけで、
その辺作者もバランスが難しそうだ。

RAVE

☆この世界はパラレルワールドだったんだよ!!
な、何だってー!!――って感じで世界とエンドレスのタネ明かし。
まあよくある設定ではあるんだけど、どうしても
FF8と10をくっつけたような印象を持ってしまう……。
あと最近「真島のひとり言」で火の鳥にハマってるって言ってたよなぁ……。

勝負師伝説 哲也

☆これまでの玄人さんが勢揃い。
お前等、何仲良く葬式に出てんだよって奴、多数。
七色ローズの人とか、足洗ったんじゃなかったのか。

天才料理少年 味の助

☆何か、今までで一番まともな展開だったように思う。
味の助が殴られる理由も納得のいくものだったし。
というか、味の助が殴られて正直すかっとした。

餓狼伝BOY(終)

☆短期連載、終了。
どうも丹波の「怖さ」について説明を逃げた感があるのだが、
まあ落とし方としては悪くなかったかなという印象。
核ミサイルと素手、どっちが強いというのは誰でも考えるが、
凄く牧歌的な答えがいかにも「少年」って感じでよかった。

総評

・KYO、ネギま、GBとアニメ絵系の作品が
三作ないと誌面の印象が結構変わるものだ。
しかしMIQのような企画を出してくる今のマガジン編集部って、
一体どういう思想で動いているんだろうか?
どういう方向に雑誌を持っていきたいんだろうか?