マガジン36・37合併号感想
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(新)金田一少年の事件簿

・大ヒット作が夏限定で復活。

☆一体どうやって帰ってくるのかと思ったら、
金田一が自転車で旅に出てから一ヶ月しか経ってなかった……。
まあ、そのおかげでみんな変わってなくて安心したわけだが。
「探偵学園Q」と比較すると、キャラも雰囲気もシャープな印象。
やっぱり「Q」の子供向け路線はちょっと無理あるんじゃないかと
今更ながらに感じてしまったりもする……。
そして最大の再発見は、美雪が素晴らしい萌えキャラだということだ。
こんなに可愛かったっけかなぁ……しばらく見ないと女の子は
綺麗に見えるってこと……なのか? 違うか。
ともかく夏限定とはいえ充分楽しめそうな出だしで安心。

はじめの一歩

☆宮田の甘さがラフプレイ上等の相手を調子付かせる。
これで普通に宮田がピンチになったらがっかりだなぁ。
ここはそんな攻撃撥ね退けて、成長したところを見せて欲しい。

M.I.Q.

◆ハイリスクだから教えなくていいとか悪いって話じゃなく、
そもそも「ハイリスクであること」を教えないのが黒場の問題点だろ……。

(読み切り)アテネで輝け全日本女子バレー
〜2004アテネ最終予選観戦記〜

・西山優里子による女子バレーチームのドキュメントコミック……ではなく、
最終予選の観戦記。なので作りも内容も他のドキュメントものとは異質。

☆要するにこれ、「西山優里子の女子バレーチーム萌え萌え日記」だな……。
あの選手スタイルがいいとか、クールなところが素敵だとか、
もう視点が宝塚ファンみたいになってる。そこが面白いところなんだけど。
こういう選手の魅力を作者の主観で紹介する形のマンガ化というのは、
変な脚色が入らないぶん半生記よりもいいのかも知れない。

涼風

◎オレは死人の代わりじゃねえ、って言ったら殴られた。
殴る涼風の気持ちもわかるが、大和は基本的に間違ってない。
というかそのセリフはまず部長に言うべきだったかと。

魔法先生ネギま!

☆精神と時の部屋で修行。
ネタだけ見ればベタベタなんだけど、
デティールが作り込んであるからチャチには見えない。

☆この前の海からちょっとそんな感じだったが、
犬を拾ったことで、どうやらこれからしばらくは
ちづ姉を押し出していくことが確定かな。

スクールランブル

☆リアル天満、怖え〜〜……。

RAVE

♪大ピンチだし、これからいよいよ衝撃の事実が
明かされようとしているところなのだが、
読後の感想は「エリーの胸でかいなー」でしかなかった……。

SAMURAI DEEPER KYO

☆さらば、信長。
嗚呼、本当にここで終わってしまった……。
何か壬生一族の話が大きくなり過ぎて信長まで手が回らないから
ここで処理したって感じが拭えないのだが……。

エア・ギア

☆絵は無茶苦茶カッコいいんだけど、
時々何やってるかわからないのが大暮マンガの欠点だ。
最後、あれはサイクロプスごとイッキ達をぶっ飛ばしたのか?

Get Backers――奪還屋――

☆卑弥呼こそが呪いそのもの。
どうやら今回はVS呪術だったり地下闘技場だったり
色々あるらしいなー。面白くなりそうな予感はあるが、
未だに行く先は見えてこない。

天才料理少年 味の助

「我非常激怒了!!」
ついにこのマンガが「まともな」トンデモ料理マンガに進化した。
幼女に汁とか無茶苦茶な展開という以外で、初めて作者の計算通りに
面白くなっていたように思う。大振りのまぐれホームランばかりだったのが、
ようやく堅実に当てにいってヒットを打ったって感じか……。
まああの状況で激辛料理作る味の助の精神構造は訳わからんけど。

総評

・合併号なので、休載は金田一掲載による「Q」だけ。
アテネ企画記事は柔道の井上康生ネタがいきなりあって嬉しかった。
ただ、「美女リンピック」はやめとけ……色々と無理あるし。

・それと一つ気になったのは、「マガジンワンダー」なる新増刊。
えーっと……このラインナップはつまり、「萌えマガジン」???
むしろマガジン桃組? マガジン萌王? 週刊マガジンとお兄ちゃん???