マガジン43号感想
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(新)フルたま

・高岡永生、新連載。

☆野球少年だった主人公が、怪我で野球生命を断たれ絶望していたところ、
幼馴染のヒロインとやったテニスに目覚め再起するまでを丁寧に描いた第一話。
テニスシーンよりも野球シーンが多いので、まだテニスマンガとして
どのようになっていくかは不透明なのだが、ドラマ作りの堅実さと
温かみのある作画、そしてヒロインの良妻ぶりだけで今後への期待は充分。
比較的低年齢層狙いにも見え、意外と他のスポーツ連載とは
被っていないのも強み。ステイゴールドとだけはガチンコ勝負は避けられないが。
ともかく、本格的にテニスを始めて話がどう動いていくかにまずは注目。

ゴッドハンド輝

☆自分の恩人を玩具と認識していたのか……。
蓮先生、別に家や両親の問題で歪んだのではなく、
ナチュラルボーンでヤバい人だったのね。

はじめの一歩

☆怒りのラッシュで無様とはいえ宮田勝利。
……けど、何だよその「ズキン」ってのは……。
まさか拳を痛めましたなんてオチになるのでは……!?

金田一少年の事件簿

☆要するに美雪がもうちょっと食ってたら
トリックは成立しなかったってことですか。
綱渡りというのもはばかられるような無茶な策だ。

クニミツの政

☆不破さんがカジュアル派に。
何かどんどん坂上先生の勝てる見込みがなくなっていくなぁ。
というか、今のところ坂上先生が不破に勝ってる部分が見付けられない。

魔法先生ネギま!

☆この回だけ見れば普通に少年バトルマンガなんだよなぁ……。
しかも内容的にはコテコテもいいところなんだけど、
それでも安易には見えないのは作画レベルの高さと
ミキシングの上手さなんだろうなぁ。

エア・ギア

☆要するに一途だかちょっとヤバい女に入れ込んだせいで
堕落してしまったということか。意外とチャチい理由だったなー。
足が悪いというのが嘘だったのかどうかだけ、ちょっとわかりにくい。

M.I.Q.

☆封じ手、開けてみたら意外と遠回しな文句しかなかった。
外れた場合でも言い訳効くようには書いてあるのな。

スクールランブル

☆天満も八雲もいい娘過ぎて、あまり期待したほどの修羅場は発生せず。
播磨もいつも通り墓穴掘ったくらいだし、何かこの話はこれで
円満に終了して次エピソードへ……ってことになっちゃうのか?

おれはキャプテン

◎牙を剥くデレック。
ここまで地味に「いい奴っぽい」という組み立てをしてきたおかげで、
たったこれだけの描写で物凄い豹変っぷりを感じられる。
別に当人は豹変した気なんかないんだろうけど、そう感じさせる。
アンダースローに変えてきやがって、というのも、
デレックは以前からカズマサがそういう作戦を立てていたことを
知らないから「親父の言うことなんか真に受けやがって」といった程度の
意味合いで言ってるわけだよな。その辺のすれ違い様が非常に上手い。

ステイゴールド

☆レインボーショット。
赤い弾丸に続いてまたも微妙なニックネーム。
これはもう作者のセンスとして前向きに捉えていくしかないのか。

RAVE

♪リーシャ、レイプ未遂!!
作者、こういう人間の下卑た一面を描かせると
びっくりするほど上手かったりするんだよな……。

Get Backers――奪還屋――

☆地下闘技場には五人一組でなければ参加出来ない。
というわけで花月達は風雅を再結成。
残り一人は昔の仲間が登場ということなのか?
蛮達は蛮・銀次・赤屍・卑弥呼とあと一人はマリーアってことでいいのかな。

☆しかし五VS五のトーナメントって相当時間かかると思うんだけど、
その辺の構成は大丈夫なんだろうか……。

総評

・巻末コメント、みんな結構慣れてきたような感じを受ける。
野中英次はどこまで我を通し続けることが出来るだろうか。

・フルたまの登場により、ステイゴールドの立場が微妙に。
作者の実績から一年くらいは安泰なのかと思っていたが、
そうでもないのかも知れない。