マガジン44号感想
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スクールランブル

・アニメ放送直前、一挙三話掲載。
ちなみに100話目も達成してるけど、
これは複数話掲載が多くあったりマガスペ版があったりで
あまり意味はなさそう。騒がれてないし。

◎烏丸君が好きな天満。そんな天満に恋焦がれる播磨という、
この作品の基本に立ち返ったのが一話目と二話目。
ギャグと萌えを織り交ぜつつも、芯のところでは真っ直ぐに
恋の切なさや尊さをテーマにしている。
この作品の良さが凝縮された回だと思う。
そして三話目ではまた新たな陰謀が動き出す、と。
キャラのカップリング組み合わせだけで無限に続きそうだなー。

◆それにしても……せっかくの記念回なのに、
久々に名前だけは出てきたのに、烏丸はどこ行っちゃったんだろう?

☆人気投票はついに播磨がトップに。各キャラコメントが地味に面白い。
カップル選手権は、まあ最近の展開からすればそうなるだろうなぁ。
東郷×花井が入ってて、播磨×花井が入ってないのがちょっと不思議。

フルたま

☆第二話となると、大体の場合イヤミなライバルが出てくるものだが、
むしろ逆に主人公の導き手となるいい奴が出てきたか。
この作品の基本スタンスを表わしているようで興味深い。

金田一少年の事件簿(終)

・短期連載最終回。

☆緋色さんは勿論のこと、殺された元院長と看護婦も
それほど悪くはなかったんじゃないか……?
金受け取ったのは確かだけど、被害者の合意の上であるし、
一応女の子の命は救ってるわけだし。
いかにもまた新作やりますよといった感じの終わり方だが、
果たしてどうなるのか。Qとの繋がりは本当にないのかな?

ゴッドハンド輝

◆退かぬ! 媚びぬ! 省みぬ!!
と、知ってる人の大多数が上の言葉も知っているであろう全内蔵逆位症。
愛などいらぬからって餓えた子供の前で御馳走乗ったテーブル
ひっくり返す意味がわからんよなー、あの聖帝様は。

クニミツの政

☆ソバ打ちの説明書に政策なんて書いてあったら、
不気味でそのソバ食おうなんて気、なくなるんじゃないかと思う。

涼風

☆せっかくのプールなのに、ドキドキエロイベントもほとんどなく、
何か妙に爽やかに終わってしまってちょっと物足りない。

SAMURAI DEEPER KYO

☆今回はまた、いつにも増して凄いポエムだ……。
悪くないんだけど、ほたるってあまり内面を
見せるべきキャラではないように思うので、少し違和感が。

魔法先生ネギま!

☆攻撃すると明日菜が悶えるという仕掛け。
アクションものとして非常にしっかりさせていながら、
ちゃんとこういうサービスは抜かりない。本当に手堅い。

M.I.Q.

☆黒場ですら躊躇する「カラ売り」指導を笑顔でする師匠。
株にはそんなに詳しくないけど、カラ売りって相当リスキーというか、
少なくとも「株価が下がっても儲けられる方法」なんて
言っていいものじゃないと思うんだけど……。

RAVE

☆国王がレイヴ(この時点ではホーリーブリンクだっけ?)を
作ろうと決意したようだが、これはリーシャが攫われたせいで
決断が早まったということなのか、それとも何をしようと関係なく
リーシャは死ぬ運命にあるということなのか。ともかく話は本題へ。

Get Backers――奪還屋――

☆今一つ理解出来なかったのだが、
帝都東京時代に作りかけた地下道を、バブル期のバビロンタワー建設計画で
同時に再開発しようとしたが、一緒に頓挫しちゃってバビロンタワーは無限城に、
地下道の方はソドムナートにそれぞれ独自に荒廃していったってこと?
それにしてもこの世界の東京、無限城だの何だの合わせて
結局どれだけの数スラムがあるんだ……。

チェンジング・ナウ

☆マシンナー死す!!
いや、マシンだから大丈夫なのか?
ともかくこのマンガでこんなショッキングシーンを見るとは思わなかった。

(読み切り)高速扉道路

・小田扉、読み切り。
何で4ページばかり読み切りを載せるのか、不可解。

☆スピリッツでの連載は未見。作風はしっかりしているようだけど、
如何せん4ページで良し悪しを言うのは難しい……。

(読み切り)おじゃまんが島田くん お憑かれさん

・島田英次郎、読み切り。以前にも同名作品の掲載あり。
というかマガスペで連載中。

☆まあいつもの島田英次郎だが、女の子が可愛いのでそれだけで読める。
あのデブは本当にどこ行っちゃったんだろうか……。

もう、しませんから。

☆同じ雑誌なのに、人のキャラ描く時は(C)が要るのか……。

総評

・金田一の短期連載が終了し、次号から探偵学園Qが復活。
で、表紙が金田一とQの共演になるらしい。
だから、せっかくなら本編で共演させちゃえばいいのに。
作風が違うんで馴染まないという判断なのだろうか。