サンデー11号感想
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(新)こわしや我聞

・藤木俊、新連載。

☆設定説明に終始している第一話。
わかりやすいと言えばわかりやすいが、
もう少し工具楽屋の実態を明らかにしていくこと自体を、
ストーリーの中で活かして欲しかった。
ただ、説明された設定はどれも魅力的。
ビル解体マンガか!?――と思わせといて
普通にバトルものだったのにはちょっと萎えたが。

♪國生さんは非常にいい。國生さんだけでこのマンガはしばらく持つ。
あとは主人公がどこまで魅力を出していけるか。

MAJOR

☆ギブソンジュニア、おとさんを侮辱。
たぶん、あの事件のせいで
「やーい、お前の父ちゃん人殺しーっ!!」とか
心無いイジメを受けたのでしょう……。
そうでなく単純に嫌な奴の方が、話は盛り上がりそうだけど。

いでじゅう!

☆はッ……林田が告白されてる……!!
これ、あっさり流すようなネタじゃないと思うんだけどなぁ。
完全に森さん視点で話が作られている。
作者が「ぱふ」のインタビューで最初主人公は
森さんだった、と言っていたように記憶しているが、
しかし現在主人公は林田で、読者の感情移入先は林田なんだから
告白されてカッコよく断るようなことを
林田にさせてはいけないと思うのだが、どうか?

史上最強の弟子 ケンイチ

◆CM劇場。
いや違うんだよ……我々が観たかったのは
単なる美羽の胸ではなくて……あくまでスパッツ越しの……。

☆第一拳豪と兼一は幼馴染か何かであるらしい。
そういう因縁も出してくるのか。ちょっと意外。
谷本との決着の仕方は、王道だが中途半端になっちゃったかな。

美鳥の日々

◎ついにセイジの初恋の彼女が再登場。
だが!! 嗚呼何という運命の悪戯か、彼女は何と
やおい腐女子に成り果てていたっ!!
そ……そんな……あんなに美しい思い出話で
前フリしておきながら……やってくれるぜ井上和郎!!

☆しかし……この作品世界で生きていく為には、
こういう特殊な属性が必要なのかも知れないなぁ……。
とりあえずこれで他のキャラに埋もれる心配はない。
そっち系の話で出番も多く確保出来そうだ。
というか、今から高見沢との絡みが楽しみでならない。

焼きたて!! ジャぱん

☆試合が始まったら盛り下がってしまったような……。

犬夜叉

☆謎の多い展開で、久々にミステリー&ホラーな雰囲気。

結界師

◎霊感の強い一般生徒、百合奈から見た良守。
第三者視点で烏森学園と良守達を見るという話を
このタイミングで出してくるのは非常に上手い。

暗号名はBF

◎スパイキッズ大集合!!
今回は生意気なデブが相棒だが、
ちらっと出てきた女の子達にも期待が膨らむ。
ボガードとはデコボココンビ、
他の子達とはライバルだったり
敵だったりという関係になるのかな。

♪ソーマ注入による大人化と眼の能力は全員共通なのか。
つまりあの女の子も大人になって色目を……ああ楽しみだ。

KATSU!

◎岬の初恋物語。
回想シーンなどは一切入れず、セリフと背景と
コマ運びだけで情感豊かに演出するのはさすが。

怪奇千万! 十五郎

☆これまでの中では、話に無理のない出来。
新キャラも投入されて、ここから持ち直せばいいのだが……。

ファンタジスタ

◎絶滅危惧種VS最高進化種。
「ファンタジスタ」という存在を通して
作品の中でサッカーの未来を本気で語っているのが凄い。

うえきの法則

☆佐野のレベル2発動か?
そうか、レベル2進化って佐野達にも出来たんだっけ。
植木一人が突出し過ぎているので、少しでも差を埋めてもらいたい。

D−LIVE!!

☆委員長は、気絶していたのかいないのか。
ラストのやりとりからして、本当は聞いていたんだろうなぁ。
斑鳩が自分を語ったのは初めてだが、その相手となると
やっぱり一気にヒロインの座をゲット?

からくりサーカス

「幸せが似合わない人間なんて、いない。」
ほんっと、勝は立派になったものだ……。
こういうセリフがすっかりキマるようになった。

きみのカケラ

☆外の世界は綺麗でしたが、その空気は人間には毒でした。
……どっかで見たような、というか見過ぎててどれが元かわからん。
まあ、ありがちでもそこに落とすしかなかったんだろうなぁ。
少佐の死に方にはどこか病んだものを感じずにはいられないが。

総評

・ガッシュがないとやはり寂しい。
特集ページがあることからして、売り上げにも響くのだろうか?