焼きたて!! ジャぱん
◆小学館漫画賞受賞記念巻頭カラー……で邪悪コナンネタ!!
こんな晴れの舞台で何故わざわざこんな危険極まりないネタを!?
それが橋口たかしの芸風なのか!?
この場で己の生き様を見せつけたかったのか!?
それとも、今回ならば許されるだろうからやっちゃえ、ってノリ?
☆このマンガが受賞出来たのは作者による買収などではなく、
ハガレンだけだと小学館のメンツが――ぐふっ!!
小学館漫画賞受賞作発表<1>
◎な……何故こんなところに原哲夫……?
知り合いとはいえ、他に祝辞述べる作家いなかったのか?
二人で合コンネタがやりたかったんだろうか……。
名探偵コナン
◆この掲載順によって、ジャぱんのギャグが
より悪意に満ちたものに見えてきてしまう……。
金色のガッシュ!!
◆最凶のふたり、というのはデモルトと
最後のコマの清麿のことですか?
清麿、眼が怖過ぎ。
史上最強の弟子 ケンイチ
◎猫かぶり谷本、帰還。
学校では爽やか君のままでいるのか……。
色々あったけど、面白いキャラに落ち着いたなー。
いでじゅう!
☆今度こそ真面目に柔道をやるのか!?――と期待させといてあのオチか……。
黒帯くらい取らせてあげてもいいと思うんだけどなぁ。
結界師
◎結界を駆使して妖怪をボカスカ退治していく良守と時音がカッコいい。
第三者視点が入ったことで、二人の「人知れず戦うヒーロー性」が強化。
犬夜叉
☆未だ話は見えてこないが、緊張感ある展開でダレさせない。
ワイルドライフ
◆「お○んこパラダイス アナ○もあるよ」
いやいやいや、それ伏せ字でもヤバい!!
っていうか伏せ字の意味ほどんどないよっ!!
こわしや我聞
☆犯罪者の閉じ込められた金庫を破壊せよ。
第一話から格闘ものメインかと思わされたが、
ミッションクリア系の話もあるとわかり安心。
上手くバランスを取っていってもらいたい。
♪國生さんは胸ないなぁ……。
ま、それもまたよし。
MAJOR
☆やっぱりギブソンJrには哀しい過去があったようで。
しかし吾郎への言葉がそんな過去ではどうにも
フォロー効かないほどに、性格悪過ぎる。
母親と妹が死んでるんだったら、父親殺された
吾郎のことも少しは理解しろよ……。
うえきの法則
◎佐野のレベル2発動。超磁力。
早くも能力の豊富なバリエーションを披露。
確かに使い勝手はよさそうだ。
ただ、調子に乗ってバトルを
複雑化させ過ぎないよう注意はして欲しい。
暗号名はBF
☆「見切る目」ね。格闘系だったのか。
身体論理学などというギミックで理屈強化しているのは面白い。
(読み切り)みんなのチャンポッピ
・ピョンタコ、読み切り。
☆幼児向け番組をブラックパロディ化したギャグ。
「ごっつええ感じ」のリアルポンキッキを思い出した。
そんなわけで、珍しいというほどのアイディアではないが、
それでも目新しくはある。
だがネタが基本的にキャラ死亡で終わるものばかりなので、
楽しめる読者は限られてしまうと思う。少年誌では致命的。
◆「ピョンタコ先生の次回作にはあまり期待していません。」
という最後の編集コメントが一番笑えた。
美鳥の日々
◎「オレは美鳥を…この右手から失いたくないんだ!」
ホテルで耕太とダブルベット、という前半から
シリアスにセイジと美鳥の問題を描く後半へ。
一見、いい話みたいに見えるのだが、セイジも自分で言っている通り
美鳥は元に戻ってもセイジが好きなのは変わらないのである。
二人で新たな恋を育てていけばいいのである。
にも関わらず、ついにセイジは言ってしまった。
右手の方がいい。
生身の美鳥より、右手の美鳥の方がいい!!
これ、相当に病んだ展開だぞ……どうなるんだこれから?
モンキーターン
♪ついに溢れ出してきた、青島さんの波多野への想い。
ああもうどうにも止まらない……。
思わず波多野の手を抱き締めてしまう姿に、
見ているこっちにも恋のトキメキが伝わってくる。
本当にこの恋愛の行方は楽しみだ。
そして、洞口がどこまで蚊帳の外なのかも楽しみだ。
かってに改蔵
◆「抗議を気にしすぎて自粛しちゃう方が、
ギャグまんがにとって、よっぽど致命傷になるけどね。」
しかし、今回の自衛隊ネタはちょっとマズいのではないかと……。
からくりサーカス
☆今度は巨大魚か……。
いくら何でも話数かけ過ぎという気がする。
怪奇千万! 十五郎
☆旧日本軍の毒ガス兵器とかいうネタじゃないだろうな……?
ま、怪奇なこのマンガのことだ、こちらの予想を
遥か上回るトンデモない展開が待っているかも知れず……。
小学館漫画賞受賞作発表<2>
◆「絵に独特のポエムというか詩情が感じられ、
コマ割りなどに少年漫画には珍しい繊細さ、
ある種の少女漫画的な美を感じる。」<氷室冴子>
氷室冴子は「ガンガン系」というジャンルを知らないのだろうか?
ハガレンて(まあちゃんと読んでないんだけど)ガンガン系の
一つの到達点という感じがする。
少女の少女による少女の為の少年マンガ、というものが
ガンガンとその派生誌から誕生して、ついには一回りして
少年も普通に楽しめる「王道」の少年マンガとして完成を見た、と。
この辺りの分析、ちゃんとやったら面白そうなんだけど……。
きみのカケラ
◆独特のポエムというか詩情が感じられ、
コマ割りなどに少年漫画には珍しい繊細さ、
ある種の少女漫画的な美を感じる……っていうか
これはポエムそのものだし少年マンガに珍しいというか
マンガとしておかしいし、少女マンガ要素も
はっきり言ってうざったいだけだぞ!!
ここまでやられると、いかに「芸」とはいえキツい……。
☆高橋しんのこの作風は、青年マンガが少女マンガ文法を
取り込んだもので根底に少年マンガの精神がない。
それがガンガン系と違うところだ。
そう……そうなんだよなぁ、このマンガにずっと感じていた
違和感の正体がようやくわかったような気がする。
少年マンガの精神。それが欠けている。
ファンタジスタ
◎FINAL FANTASY。
せっかくの最終決戦にそのサブタイはないだろうと思うのだが、
まあ最後にして最高のファンタジーってことで、合ってはいるか。
総評
・ファンタジスタが最終局面、
きみのカケラがあと二話。
次号から始まるのはギャグなので、
ストーリーものの新連載も幾つかきそうな予感。
一人は……椎名高志だと個人的には嬉しいのだが。
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