道士郎でござる ☆次第に露わになっていく、道士郎の本性。 何か当初の予想を大幅に超えるキャラになってきている。 武士ではなく、あくまで勘違い武士であるというのが面白い。 史上最強の弟子　ケンイチ ☆キサラの危機に美羽が加勢――かと思いきや、 美羽はあっさり離脱。そしてにわかにネズミが動き出す……。 ということはネズミの主人がついに本格参戦するのか？ 未だそのほとんどが謎のベールに包まれている人だけに、期待。 (読み切り）金色のガッシュ！！　Ｖ伝 ・三千通もの応援の手紙に応え、今アイツが帰ってきた！！ ☆どう復活させんのかと思ったら、その辺の設定は完全無視、 単行本のオマケマンガのような扱いの特別編での復活となった。 ともかく、四コマだろうがページ数少なかろうが、 ビクトリーム様の勇姿をもう一度拝見することが出来て幸せです……。 結界師 ☆良守と弟の、微妙な兄弟関係。 そして裏会次期幹部の男が、墨村家に帰ってくる……？ 兄貴なのか？　宿命の兄弟対決なのか？ そんな燃える展開が用意されていたとは、 この作品のこれまでの雰囲気からしてちょっと意外。嬉しい誤算。 焼きたて！！　ジャぱん ☆歴史を変えてモナコ杯終了。 結構あっさりした終わり方だったような。 まあこれ以上長引かせられても困るけど。 こわしや我聞 ☆特訓の成果、卓球で遊んでたら花開く。 な、何だかなぁ。理屈はわかるんだけど、 他にいくらでも盛り上がる展開に出来ただろうに……。 美鳥の日々 ♪Ｂ・Ｖ・Ｄ！！　Ｂ・Ｖ・Ｄ！！ ブリーフの略になってねー。こんなネタ一般人にはわかんないよ……。 しかし今回の耕太は本気で可愛かった。 この失恋で、彼の今後の人生はどうなっていくのだろうか？ ☆そして、セイジと美鳥の関係もいよいよ大詰め。 美鳥が帰還を嫌がっていた当初の関係が完全に逆転し、 今やセイジの方が美鳥に執着してしまっている。 当初は美鳥の成長が主眼だった作品テーマが、 ここにきてセイジの成長に摩り替わった格好。 この状態に対して、果たして美鳥はどんな決断を下すのか。 （読み切り）秘石の怪盗アルバトロス ・若木民喜、読み切り。 ☆謎の宝石泥棒アルバトロスに憧れる少年、 しかし出遭ったアルバトロスの正体は可愛い少女、 しかも彼女は宝石がなければ生きられない身体で、 更にその正体は、同級生の目立たないメガネっ娘だった。 ヒロインの魅力が、そのまま作品の魅力。 地味なメガネっ娘、美少女変身怪盗、そして病弱属性。 これだけ取り揃っていると見事と言う他はない。 ☆読み切りというよりは連載第一話的な作りで、 アルバトロスが何者で、何故宝石がないと死んでしまうのか、 説明がまったくされていない。多少匂わすくらいはして欲しかった。 作画は、非常にサンデー的で（八神健なんかも入ってるか？） オリジナリティは感じないのだが、綺麗で読みやすく魅力は高い。 良くも悪くも小奇麗で、インパクトには欠けるので 連載になった時どうなるかは難しいところだが、試してみる価値はある。 うえきの法則 ☆アホな戦い、アホなまま終結。 いつ買ったんだよ、メガネ百個も！？ しかし冷静に見ると、本当に発動すれば無敵だな、 「メガネ好きにする」能力……。 暗号名はＢＦ ☆結局ＷＺとは袂を分かち、シリーズ終了。 別に最終回が近いということもなかった……のかな？ ともかく今後の展開がどうなるかに注目。 かってに改蔵 ◎「日向小次郎気どりかよ。」 内容もわからないうちから、サブタイだけで爆笑。 内容読んでまた爆笑。そして本編には日向小次郎ネタが 出てこないというクールさにシビレた。 このわかる奴だけわかれ、そして笑え、というスタンスは凄い。 ☆一応言っておくと、「袖まくっただけでかよ！！」ってことね。 からくりサーカス ☆これが黒賀村での、最後の楽しい思い出……。 結局惨劇はまた引っ張るのか。それにしてもフェイスレス、いい顔だなぁ。 表情だけで話を引っ張れるんだから、凄いキャラだ。 総評 ・次号、読み切りに鈴木央登場！！ うおお、びっくり。ヤングジャンプやＩＫＫＩでの読み切り、 ウルトラジャンプでの新連載と、少年ジャンプを離れてから 一気に活動の幅を広げたが、まさかサンデーにまで登場するとは。 実力は折り紙付きなので嬉しいことは嬉しいが、 こんなに仕事増やして大丈夫なんだろうか？ まあ週刊連載時代と比べればまだまだ少ないのかも知れないけど。 ・そういえば、椎名高志「絶対可憐チルドレン」が 作者公式ＨＰにて、連載が本決まりになったようなことが書かれていた。 ただ、「サンデーで」とは書かれていなかったのがちょっと不安。