サンデー30号感想
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MAR

☆「ある意味最も戦いにくい敵」と聞いて、
ああ自分の分身ね、と普通にわかってしまうのは、
このマンガの展開がありきたりだからなのか、
筆者のマンガ経験値が高いからなのか……。

金色のガッシュ!!

☆何かデジャヴュを感じる回だな……。
ザケルガの繰り返しは意識してキャンチョメ戦と重ねているんだろうけど、
ロボ技はキッドだし変形はビクトリーム様だし、どうも新鮮味がない。

結界師

☆バックドラフトとは。
結界の使い方もバリエーション豊かになってきた。

史上最強の弟子 ケンイチ

☆老師とアパチャイの出逢いが明らかに。
しかしあの村の人達はどういう通信手段で
老師のことを知って連絡取ったんだろ。

美鳥の日々

◎嗚呼……何て素晴らしい表情……。
今回の綾瀬さんと美鳥の表情を描く為に、
これまでの物語があったと言っても過言ではない。
いい作品になったなぁ。本当に、今まで読んできてよかった。
あと数回だろうけど、美しい結末を用意してくれていると信じる。

DAN DOH!!〜ネクストジェネレーション〜

♪久し振りにラミアの無茶なアクションが見られて満足。

うえきの法則

☆過去の映像を実体化、というのは何分前までの映像というように
時間制限はあるのだろうか? でないと夜中の内にリングに上がって
神器撃ちまくっといて試合で乱打、とかいうコンボも可能なのでは。
それとも相手の観た映像限定なのか?

いでじゅう!

☆な、何だ……まさかここまで柔道マンガになるとは……!!
真面目に柔道やるにしても、あくまでメインはギャグだと思っていたが、
もしかしたらそれすら捨てて本気も本気でやっちゃうのか?
それもアリかも知れないけど、リスキーなことするなぁ。

焼きたて!! ジャぱん

☆急転直下、月乃がパンタジアの社長に。
何か長らく脱線していた話が本線に戻ってきたようで素直に嬉しい。
集英社と小学館の例えは、周知の事実とはいえ度胸あると思う。

(読み切り)ベースボールエンジェル

・清水洋三、読み切り。
本誌登場は「ナイト・ラヴァーズ」以来だっけ?

☆天界で大暴れしていた天使が地上に落ち、
冴えない野球少年の身体に乗り移ってしまうという基本設定は
いくら何でもありきたり過ぎる。しかし展開や演出が上手く、
内容自体は標準以上。特に身体を天使に取られた少年が、
「自分の身体で頑張る他人」を見ることで
自分自身のふがいなさに気付くという仕掛けは面白い。
しかし、やっぱりこの設定は、読み切りでは許せるが
連載まで行くのは無理があると思う。
もう少し発展性のある目新しいアイディアが欲しい。

かってに改蔵

☆何か……最終回近しって感じですけど……。

モンキーターン

「好きなの、波多野くんのことが……」
ああ、告っちゃったか青島さん。
これで波多野にフラレて恋愛関係も新たな局面を迎えるか――と、
そんなことを考えながらページをめくってみたら、
「オレもオマエが、好きだ!」
ええええええええええええええええ〜〜〜〜〜っ!!?
レース終了間際に大逆転ですかっ!?
つーか澄は本気でお払い箱かよ!! 一体どうする気だ波多野!?
まあ次回「友達としては好きだけど――」というお約束な流れに
収束するかも知れないが、ともかく今は次号を待つ。

からくりサーカス

鬼だ。藤田和日郎……。
凄いな。もうこれ以上はないっていうくらいにアオリまくって、
先の展開を読者の全てに念押しして、なおその想像の上を行った……。
何というか、この真っ向勝負の悪意には本当に感服するしかない。
「これ以上読むな」という演出はうしおととらでもやったけど、
あれ作者は本気で読者の為を思って書いてるんだろうなー。
その優しさが逆に怖いっての。

◆こないだスパロボMX、無事にクリアしたもので、
「デウス・エクス・マキナ」って聞くと
「そう、彼等マグネイト・テンこそが!!」と弐神さんチックに言いたくなる。

総評

・「美鳥」がラストスパート突入。
次号センターカラーの「モンキー」も衝撃展開。
そしてついに狂気の封印を解き放った「からくり」。
次号がどんなことになるのか楽しみなような不安なような……。