サンデー34号感想
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史上最強の弟子 ケンイチ

☆結局、アパチャイの正体に関しては謎のままか……。

金色のガッシュ!!

◎スズメVS恵、ついに戦闘勃発!!
嗚呼、いよいよ夢のカードが現実に。
恵が意外とアグレッシヴなのが嬉しいぞ。
しかし清麿、鈍いなぁ。何も気付いてないのか……。

いでじゅう!

☆ミウラさんの活躍もなく、何だかなぁってほのぼのオチで
マジ柔道編はひとまず終了……なのかな?
たまにはこういうのもよかったけど、
そろそろ路線戻さないと二度と戻れなくなりそうだしなー。

うえきの法則

☆神と植木母の秘められた過去。
あれ? 植木は天界人の子で植木家と血の繋がりはないのかと思ったら、
そうでもなくまだ一捻りあるのか? 色々と複雑だ。

♪しかし植木母、なかなかの萌えキャラだ。
姉ちゃんとの血の繋がりは確実に感じられる。

焼きたて!! ジャぱん

☆あるアニメが大ヒットでテレ東が大東京に!!
……アニメ化、フライング発表ですか?
たぶん次号センターカラーで正式発表なんだろうけど、
こんなネタバラシしちゃっていいのか?
ていうか、ほんとにアニメ化なのか……???

こわしや我聞

♪二十歳なのにロリ!! なのに元ヤン!!
初めての解体業らしい回に、こういうキャラを持ってくる辺り抜け目ない。
解体業薀蓄も意外と面白くて、普通に解体業者マンガでも
結構いけるんじゃないかという気もしないではない。

かってに改蔵(終)

さらば、夢オチのとらうま町!!
これはっ……!! 本気でやってる……わけはないよな、
「おめでとう」のエヴァネタからしても。
となるとやっぱり、これは久米田先生なりの今回の終了に対する
反逆の意思の現れだったりするんだろーか!?
何か深読みすると限りがないが、しかし深読みしたところで
どうなるものでもないわけで、ただ呆然としてあげるのがせめて
この作品に対する供養――じゃなかった感謝の形ということになるのだろうか。
何だかんだで結構カッコよさげにまとめてる辺りも、凄いよなぁ。

☆こういう作品はサンデーに、いやマンガ界に一つは必要なものだった。
それは終わるということは、大袈裟でなくマンガ界の喪失だ。
久米田先生には一刻も早く復活していただきたい。
ま、売れないだろうしアニメ化もないだろうけど、頑張って下さいな。

美鳥の日々(終)

◎ほぼアニメ版と同じく、落ちつくところに落ちついた最終回。
まあ意外な展開など必要としない作品なので、
この場所に辿り着いた過程の美しさを持って評価すべき最終回だろう。

☆正直、色物としか見えなかった当初の状況から、
この作品がここまで化けるとは思ってもみなかった。
特殊な設定にだけ頼って話を作るのではなく、
きちんとキャラを育てドラマを積み上げることの出来た
作者の力量がこの作品を成長させたのだと思う。
ただ、しっかりしたドラマを作れるようになったせいで、
後半は逆に当初の特殊設定が足枷になってしまった感がある。
そういう点からしても、ここで幕引きというのは大正解だろう。
連載の形にしろ各種の展開にしろ、非常に幸せに終われた作品だった。
作者の次回作がどういう形になるのか今から楽しみだが、
今はとりあえず、お疲れ様でした。

からくりサーカス

「肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉次号!!」
やめてくれ……「仲町サーカス大殺戮ショー開始!!」みたいな感じじゃないか。
いや、本当に大殺戮ショーが始まってしまったのかもなぁ。
死ぬとしてもジジイとかその辺だろうと思っていたが、
リーゼとか意外とヤバいのかも知れない……ああもう……。

D−LIVE!!

♪アネゴキャラ登場。
皆川マンガでこういうサクラ先生系のキャラって、
そういえばいそうでいなかったな。
美沙ママは基本的には優しかったし。

総評

・改蔵、美鳥の中堅二つが同時終了。
看板とはいかないまでも、固定客を確実に呼び込む作品だっただけに、
二つ同時に消えるのはかなりの痛手だと思うのだが、対策あるのだろうか?
新連載は夏目義徳で、個人的には大歓迎だけど毛色が違い過ぎるし。